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Keihan7203F
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男性
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高校生
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鉄道。路線バスにも興味あり。
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最近更新頻度が下がっている、Keihan7203Fです。こんにちは。
ブログ開設1~2ヶ月でここまで怠慢になるようではあきまへんね。
さて、前回はどの種別が一番多いかな?というクイズで終わりました。
それでは正解発表です。正解は2009年頃発行の鉄道ピクトリアルに基づきました。
現在ではダイヤ改定が行われましたが、朝ラッシュ時のダイヤに大変更はないので大丈夫です。
正解は③の通勤準急でした。
なんと、通勤準急の2分後に別の通勤準急が発車することもあるくらいの本数の多さ。
では何故、通勤準急が一番多くなるのでしょうか?
それには、通勤準急の「性格」を知るのが一番ですね。
ここに、京阪電車(本線・鴨東線・中之島線)の大体の沿線を示してみます。
出町柳・三条・丹波橋・中書島 … 京都府京都市
↓
樟葉・枚方市 … 大阪府枚方市
香里園・寝屋川市・萱島 … 大阪府寝屋川市
↓
守口市 … 大阪府守口市
↓
京橋・淀屋橋・中之島 … 大阪府大阪市
枚方市・寝屋川市・守口市は、大阪市方面に勤める方の住宅街となっています。
即ち、朝ラッシュ時の輸送において念頭に置くべきなのはこれらの方々の輸送。
特急は、寝屋川市・守口市エリアを飛ばすのでこの輸送需要には適合しませんし、
普通・区間急行は大阪方面の速達性に欠けるのでやはり適合しません。
その点、通勤準急は寝屋川市・萱島まで各駅に停車してお客さんを拾った後、
大阪・京橋まで直行して速達性も確保しています。
ここで疑問が3つほど。
①何故萱島まで各駅停車なのか?
というのも、萱島の利用客が特段に多い訳でもないからです。
しかし、萱島から大阪側は複々線区間となります。
そのため、萱島始発の普通(区間急行)に連絡することで、
大阪方面に直行しない人にも利便性を確保するようにしているのです。
これが「萱島」という駅が選ばれた理由。
萱島から京都側が各駅停車となる理由は、普通の肩代わりとするためでしょう。
その証拠に、出町柳発の普通は約30分毎しかありません。要するに残りは通勤準急なのです。
②何故守口市通過なのか?
これには複々線の事情が深く関係しています。
複々線の急行線(A線)には、枚方市から大阪方面に直行している特急が走っています。
ラッシュ時に急行線を走る通勤準急が守口市に停まれば、後続の特急が遅延する可能性が。
全体的な輸送の流れを踏まえて、苦渋の判断で通過としているのです。
尚、守口市から大阪方面の速達輸送には、区間急行が貢献しています。
(実際には、地下鉄谷町線にお客さんを奪われているのが現状のようですが…)
③何故通勤快急ではないのか?
これは良い質問です。
通勤快急は枚方市・香里園・寝屋川市・京橋に停車し、十分需要動向に適合するからです。
実際問題、僕も明確な理由はよく分からないのですが…。
・通勤快急は中之島ゆきが基本 … 需要が淀屋橋ゆきと比べて見込めない
・通勤快急は京都側では特急の肩代わり … 特急は10分ヘッドなのでそれ以上増やさない
→ 通勤準急は途中駅(樟葉・枚方市)始発があるので10分/本以上増発しています。
・通勤快急だと主要駅以外の利用客が利益を享受できない
う~ん、こんなところでしょうか?
中之島線の需要が上昇したときに、通勤快急が大増発されれば答えは明らかなのですが…。
まぁそんなことで、朝ラッシュ時の複々線を持つ会社のダイヤを見て来ましたが、
・全線距離が長いので全列車各駅停車はサービス低下
・複々線が活かせないので全列車各駅停車は非効率
・全駅に均等に需要がある訳ではないので全列車各駅停車は需要動向に適合しない
こういったところなのではないか、と思います。
ならば、と折衷案を実践している路線もあるのですが、それはまた今度としましょう。
皆さんも、普段使う路線の朝ラッシュを考察してみれば面白いかも知れません。
ブログ開設1~2ヶ月でここまで怠慢になるようではあきまへんね。
さて、前回はどの種別が一番多いかな?というクイズで終わりました。
それでは正解発表です。正解は2009年頃発行の鉄道ピクトリアルに基づきました。
現在ではダイヤ改定が行われましたが、朝ラッシュ時のダイヤに大変更はないので大丈夫です。
正解は③の通勤準急でした。
なんと、通勤準急の2分後に別の通勤準急が発車することもあるくらいの本数の多さ。
では何故、通勤準急が一番多くなるのでしょうか?
それには、通勤準急の「性格」を知るのが一番ですね。
ここに、京阪電車(本線・鴨東線・中之島線)の大体の沿線を示してみます。
出町柳・三条・丹波橋・中書島 … 京都府京都市
↓
樟葉・枚方市 … 大阪府枚方市
香里園・寝屋川市・萱島 … 大阪府寝屋川市
↓
守口市 … 大阪府守口市
↓
京橋・淀屋橋・中之島 … 大阪府大阪市
枚方市・寝屋川市・守口市は、大阪市方面に勤める方の住宅街となっています。
即ち、朝ラッシュ時の輸送において念頭に置くべきなのはこれらの方々の輸送。
特急は、寝屋川市・守口市エリアを飛ばすのでこの輸送需要には適合しませんし、
普通・区間急行は大阪方面の速達性に欠けるのでやはり適合しません。
その点、通勤準急は寝屋川市・萱島まで各駅に停車してお客さんを拾った後、
大阪・京橋まで直行して速達性も確保しています。
ここで疑問が3つほど。
①何故萱島まで各駅停車なのか?
というのも、萱島の利用客が特段に多い訳でもないからです。
しかし、萱島から大阪側は複々線区間となります。
そのため、萱島始発の普通(区間急行)に連絡することで、
大阪方面に直行しない人にも利便性を確保するようにしているのです。
これが「萱島」という駅が選ばれた理由。
萱島から京都側が各駅停車となる理由は、普通の肩代わりとするためでしょう。
その証拠に、出町柳発の普通は約30分毎しかありません。要するに残りは通勤準急なのです。
②何故守口市通過なのか?
これには複々線の事情が深く関係しています。
複々線の急行線(A線)には、枚方市から大阪方面に直行している特急が走っています。
ラッシュ時に急行線を走る通勤準急が守口市に停まれば、後続の特急が遅延する可能性が。
全体的な輸送の流れを踏まえて、苦渋の判断で通過としているのです。
尚、守口市から大阪方面の速達輸送には、区間急行が貢献しています。
(実際には、地下鉄谷町線にお客さんを奪われているのが現状のようですが…)
③何故通勤快急ではないのか?
これは良い質問です。
通勤快急は枚方市・香里園・寝屋川市・京橋に停車し、十分需要動向に適合するからです。
実際問題、僕も明確な理由はよく分からないのですが…。
・通勤快急は中之島ゆきが基本 … 需要が淀屋橋ゆきと比べて見込めない
・通勤快急は京都側では特急の肩代わり … 特急は10分ヘッドなのでそれ以上増やさない
→ 通勤準急は途中駅(樟葉・枚方市)始発があるので10分/本以上増発しています。
・通勤快急だと主要駅以外の利用客が利益を享受できない
う~ん、こんなところでしょうか?
中之島線の需要が上昇したときに、通勤快急が大増発されれば答えは明らかなのですが…。
まぁそんなことで、朝ラッシュ時の複々線を持つ会社のダイヤを見て来ましたが、
・全線距離が長いので全列車各駅停車はサービス低下
・複々線が活かせないので全列車各駅停車は非効率
・全駅に均等に需要がある訳ではないので全列車各駅停車は需要動向に適合しない
こういったところなのではないか、と思います。
ならば、と折衷案を実践している路線もあるのですが、それはまた今度としましょう。
皆さんも、普段使う路線の朝ラッシュを考察してみれば面白いかも知れません。
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