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参考記事(「東京を 縦横無尽に 駆け巡る」シリーズ):・⑤[本記事]

前回のあらすじ:「乗り換えなし」という甘い誘惑に誘われ、一行は思わぬタイムロスを忘れていた。


~ そして運命の針が狂い始める ~

続いて恒例の乱数発生アプリが示した番号は…「003」…アレ?
荻窪…なかなかハードな場所が出てしまいました。池袋を通るのは不幸中の幸いでしょうか。

目的地⑦: 池  袋 (丸ノ内線B線終点駅・M-25)
和光市→有楽町線→池袋

有楽町線に乗ってしまったため、池袋では長い長い乗り換えを経由しなければなりません。
その途中で思わず目を奪われてしまったのがこちら。

P1150711.JPG
▲こ…神々しい…と思うのは自分だけなのかな。「東京メトロ」のシールがタマリマセン。

背景が紺でもなければ、環の中に「Y」の文字もなく、「XXm」の表示もない。
そう、これは明らかに営団時代からほったらかしにされている看板なのですね。
「営団地下鉄」の文字も恐らく「東京メトロ」の下に隠れているのでしょう。
(まぁ、ここも例によって後輩クンは堂々とスルーしていましたが…悲しきかな…)

そして丸ノ内線池袋に到着、一行の意識は早くも荻窪に向きます。
一応「乗り換え回数順」で言えば、ここから丸ノ内線で荻窪に向かうのがよいのですが、
そんなことで時間を奪われるほどお人好しではないので副都心線で先を急ぎます。

目的地⑧: 荻  窪 (丸ノ内線A線終点駅・M-01)
池袋→副都心線→新宿三丁目→丸ノ内線→荻窪

副都心線では小竹向原と並んで営団時代からのサイン類の残る旧・新線池袋から、
各駅停車に揺られること約10分で新宿三丁目に到着。
丸ノ内線の恨めしき新宿ゆきを見送り、荻窪ゆきに乗ること15分
なんやかんやで和光市からおよそ1時間でようやく荻窪に到着したのであります。

P1150716.JPG
▲JRが地下にあるかのような入口。本当はすぐ右にJRの線路があるんですけどね。

ここでも僕の「営団チェック」は光りまして、ホームのこの案内に目がつきました。

P1150717.JPG
▲1・2番線交互発着となっているこの駅ならでは、と言うこともできそうですね。

まぁまたしても後輩クンは(以下略)


~ 一行の思惑とは裏腹に ~

さて、再び乱数発生アプリを目の前にした一行。考えることはただ1つ。

方南町出ろ方南町出ろ方南町出ろ…

このレベルだと最早呪いに近いものがありますが、無理もありません。
ここで方南町が出なければ、延々と新宿まで戻らなければならない上に、
方南町が出たときに再び延々と方南町まで行き、そして延々と新宿まで戻る…。
そんなシナリオは想像したくもありません(読者の皆さんの想像以上に一行はへたっております)。

そして出た目は…残念ながら「005」。

目的地⑨: 中 目 黒 (日比谷線A線終点駅・H-01)
荻窪→丸ノ内線→霞ヶ関→日比谷線→中目黒

さらっと書いていますが、荻窪から霞ヶ関まで実に14駅もあります。時間にして実に30分
更にそこからの日比谷線も約15分。もう目が眩むような道程です。
まぁ、やりますけど。企画ですし。(こういう精神はこうした企画において非常によくない)

こうした苦境を経ると、不思議なことに中目黒に近づくにつれて精神的に高揚してきます。
なんでもない終点、そこはゴールという名の新たなスタートなのに、興奮してくるのです。
この企画に心を侵されているに違いないのですが、そんなことは一行には知る由もありません。

P1150718.JPG
▲高架下に改札という構造もあって、なかなかいい写真の撮れない中目黒。


~ 思わぬ土地勘の発動 ~

さぁ、先程「方南町を出さない」という重罪を犯してしまったアプリを起動、出た目は「009」。

目的地⑩:代々木上原(千代田線A線終点駅・C-01)
中目黒→日比谷線→霞ヶ関→千代田線→代々木上原

これまた何事もないかのように書いておりますが、地理的に遠回りなのは言うまでもありません。
(もうお気づきかとは思いますが、東急東横線は他社線なので利用できません

フツーにこの経路で乗ると所要時間は実に31分
しかし、ここで僕のある「土地勘」が働きます。それは…。

六本木から乃木坂まで歩いた方が近いんじゃ?

それを思いついたのはなんと電車が六本木に滑り込んだとき。
善は急げと賛同してくれた後輩クン、慌てて電車を飛び降ります。

H04_C05.PNG
▲外苑東通りを北西方向に進む、ルートとしては極めて単純そのもの。

そして早歩きで進むこと10分足らずで乃木坂に到着。
たまたま来た代々木上原ゆきに乗り込むと、どうやらそれは所定の列車より1本早かったようで。
この時間短縮には案外デカイものがあります(ということを後々、思い知らされるのですが…)。

P1150722.JPG
▲そうした思わぬ達成感の中で到着した代々木上原は、ほのかな蜜の香りがした(意味不明)。

陽もだいぶ暮れてしまいました。
全駅達成に近づく中、一行にはある不安が渦巻いていたのです…。

次回予告(最終回):一行総ツッコミ「ここでかよっ!」その真相や如何に?
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次回が楽しみです!
の猪井TK66th 2013/05/04(Sat)11:54:56 編集
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