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Keihan7203F
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高校生
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鉄道。路線バスにも興味あり。
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こんばんは。本日、マラソン大会で運動不足を痛感したKeihan7203Fです。
来年からは高校生になり、距離も8kmに伸びるとのことで戦々恐々としております…。
さて、都06系統で巡る橋の旅①・都06系統で巡る橋の旅②の続きです。
(行程概要はこちらのリンクをご覧ください、ブログに直接掲載できず申し訳ございません)
前回は金杉橋~芝園橋界隈を巡り、芝園橋停留所に着いたところで終わりました。
芝園橋のバス停にはちょっと気になるところが…。
▲運賃関係の箇所のみ上からシールで貼られており、変更が容易になっています。@芝園橋
思わず一瞬、「運賃値上げも近いのか?」と思ってしまったのですが、
この案内が作られた時点で廃止が決まっていたであろうバスカードの文面があることからして、
具体的な値上げは決定していないのだろう、あくまでも「もしものときに」ということなのだろう、
そう思います、というかそう信じたいですね。
私鉄系バス210円に対して都営バスの200円という運賃はアドバンテージになっていると思うので。
芝園橋から[都06]に乗りまして、赤羽橋のある赤羽橋駅前と中ノ橋を素通り。
赤羽橋の由来は、江戸時代にこの地域で作られていた土器に用いる土が赤かったことから、
「赤埴」と呼ばれていたものが変化して「赤羽」となったことにあるとされています。
ここで興味深いのは、赤羽橋の架かっている古川の呼称が、
赤羽橋界隈ではかつて「赤羽川」となっていたことです。
この現象は金杉橋界隈でも見られたようで「金杉川」と呼ばれていたのだそうです。
▲最近のバス停は景観配慮がなされており、なかなか都市的な風景に合いますね。@麻布十番駅前
バスを降りたのは麻布十番駅前。一見橋とは関係無さそうですが、
副バス停名は(一ノ橋)であり、実際大江戸線開業までのバス停名は「一ノ橋」でした。
そして大江戸線開業と同時に現在の名称に変更、併せて路線の大規模改編を行ったのです。
バス停だけではなく、バス停としての役割も変わっていったと言えるのではないでしょうか。
そんな一ノ橋はこちら。
▲[橋86]は、昨年のダイヤ改正からこの道路を通るようになりました(従来は都道経由)。
道路は一見主要道ではないように見えますが、実は[都06]や[橋86]等の都営バスが通る道路です。
尚、このすぐ北にある都道同士の交わる交差点は「新一の橋」という名称になっています。
一ノ橋の名の由来は赤羽橋に同じく江戸時代に遡ります。
徳川綱吉が麻布に白金御殿を造った際、荷物を船で運べるように、
古川の拡幅工事を行ったときに架けた1番目の橋だから、ということのようです。
ここで、既に多くの方が気づかれているであろう話題に触れてみようと思います。
実は、ここまで紹介してる橋は全て上に高速道路が架かっています。
そう、首都高はその大半が用地買収の楽な川の上に架かっているのです。
これには高度経済成長期においてインフラ整備が急がれたことが理由として挙げられますが、
一方で有名な「日本橋の上に高速道路があって景観が損なわれる」という問題も発生しており、
また、用地買収を早く進めた結果2車線しか確保することができず渋滞の原因にもなっています。
こう考えると、「なんで用地買収に手間をかけて3車線にしなかったのだろう」と思ってしまいますが、
首都高の計画を立てた人は「3車線だったら、首都高は1mも完成しなかっただろう」と言ったようです。
用地買収についても、強制退去を多く伴うような方法では住民の理解が得られなかったのでしょう。
そう考えると、首都高の現状にはある程度仕方のない面もあると納得できる気がします。
(因みに、日本の高速道路の渋滞情報表示は世界でも群を抜いて丁寧だそうです)
さて、一ノ橋の近くには一の橋公園があり、人々の憩いの場となっていました…が。
▲現在、水害対策の一環として古川地下調節池の建設が行われており、公園は閉鎖中。
古川地下調節池は、古川・渋谷川の地下に造られる池で、
次回か次々回の記事でご紹介する恵比寿橋付近~一ノ橋の約3.3kmに渡ります。
取水施設が「光林寺前」バス停付近、排水施設がここ・一ノ橋に造られるようです。
公園がその工事の代償として閉鎖されてしまうのは些か残念ではありますが、
あと4年の辛抱ですし、都民が安心できる生活が提供される訳ですから、気長に待ちましょう。
尚、この工事は都の事業という位置づけになっています。
平日限定でインフォメーションセンターがこの付近に開設されているので、
都民の方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は天現寺橋まで特集する予定でしたが、諸事情によりここで切り上げます。
次回は天現寺橋、次々回は恵比寿橋界隈、最終回は渋谷橋・並木橋を予定しています。
それでは。
来年からは高校生になり、距離も8kmに伸びるとのことで戦々恐々としております…。
さて、都06系統で巡る橋の旅①・都06系統で巡る橋の旅②の続きです。
(行程概要はこちらのリンクをご覧ください、ブログに直接掲載できず申し訳ございません)
前回は金杉橋~芝園橋界隈を巡り、芝園橋停留所に着いたところで終わりました。
~ 値上げの兆候? ~
芝園橋のバス停にはちょっと気になるところが…。
▲運賃関係の箇所のみ上からシールで貼られており、変更が容易になっています。@芝園橋
思わず一瞬、「運賃値上げも近いのか?」と思ってしまったのですが、
この案内が作られた時点で廃止が決まっていたであろうバスカードの文面があることからして、
具体的な値上げは決定していないのだろう、あくまでも「もしものときに」ということなのだろう、
そう思います、というかそう信じたいですね。
私鉄系バス210円に対して都営バスの200円という運賃はアドバンテージになっていると思うので。
芝園橋から[都06]に乗りまして、赤羽橋のある赤羽橋駅前と中ノ橋を素通り。
赤羽橋の由来は、江戸時代にこの地域で作られていた土器に用いる土が赤かったことから、
「赤埴」と呼ばれていたものが変化して「赤羽」となったことにあるとされています。
ここで興味深いのは、赤羽橋の架かっている古川の呼称が、
赤羽橋界隈ではかつて「赤羽川」となっていたことです。
この現象は金杉橋界隈でも見られたようで「金杉川」と呼ばれていたのだそうです。
~ 変わる一ノ橋 ~
▲最近のバス停は景観配慮がなされており、なかなか都市的な風景に合いますね。@麻布十番駅前
バスを降りたのは麻布十番駅前。一見橋とは関係無さそうですが、
副バス停名は(一ノ橋)であり、実際大江戸線開業までのバス停名は「一ノ橋」でした。
そして大江戸線開業と同時に現在の名称に変更、併せて路線の大規模改編を行ったのです。
バス停だけではなく、バス停としての役割も変わっていったと言えるのではないでしょうか。
そんな一ノ橋はこちら。
▲[橋86]は、昨年のダイヤ改正からこの道路を通るようになりました(従来は都道経由)。
道路は一見主要道ではないように見えますが、実は[都06]や[橋86]等の都営バスが通る道路です。
尚、このすぐ北にある都道同士の交わる交差点は「新一の橋」という名称になっています。
一ノ橋の名の由来は赤羽橋に同じく江戸時代に遡ります。
徳川綱吉が麻布に白金御殿を造った際、荷物を船で運べるように、
古川の拡幅工事を行ったときに架けた1番目の橋だから、ということのようです。
ここで、既に多くの方が気づかれているであろう話題に触れてみようと思います。
実は、ここまで紹介してる橋は全て上に高速道路が架かっています。
そう、首都高はその大半が用地買収の楽な川の上に架かっているのです。
これには高度経済成長期においてインフラ整備が急がれたことが理由として挙げられますが、
一方で有名な「日本橋の上に高速道路があって景観が損なわれる」という問題も発生しており、
また、用地買収を早く進めた結果2車線しか確保することができず渋滞の原因にもなっています。
こう考えると、「なんで用地買収に手間をかけて3車線にしなかったのだろう」と思ってしまいますが、
首都高の計画を立てた人は「3車線だったら、首都高は1mも完成しなかっただろう」と言ったようです。
用地買収についても、強制退去を多く伴うような方法では住民の理解が得られなかったのでしょう。
そう考えると、首都高の現状にはある程度仕方のない面もあると納得できる気がします。
(因みに、日本の高速道路の渋滞情報表示は世界でも群を抜いて丁寧だそうです)
さて、一ノ橋の近くには一の橋公園があり、人々の憩いの場となっていました…が。
▲現在、水害対策の一環として古川地下調節池の建設が行われており、公園は閉鎖中。
古川地下調節池は、古川・渋谷川の地下に造られる池で、
次回か次々回の記事でご紹介する恵比寿橋付近~一ノ橋の約3.3kmに渡ります。
取水施設が「光林寺前」バス停付近、排水施設がここ・一ノ橋に造られるようです。
公園がその工事の代償として閉鎖されてしまうのは些か残念ではありますが、
あと4年の辛抱ですし、都民が安心できる生活が提供される訳ですから、気長に待ちましょう。
尚、この工事は都の事業という位置づけになっています。
平日限定でインフォメーションセンターがこの付近に開設されているので、
都民の方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は天現寺橋まで特集する予定でしたが、諸事情によりここで切り上げます。
次回は天現寺橋、次々回は恵比寿橋界隈、最終回は渋谷橋・並木橋を予定しています。
それでは。
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Re:無題
かしこまりました。リンクに追加させて頂きましたのでご確認ください。