プロフィール
HN:
Keihan7203F
性別:
男性
職業:
高校生
趣味:
鉄道。路線バスにも興味あり。
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今朝、「開いた口がふさがらない」と「閉口する」の意味が似ているにも拘わらず、
直接的な意味としては真逆であることに感動した(?)Keihan7203Fです。こんばんは。
(ニュアンスとしては、前者が「言いたいことが山ほどあるが呆れて何も言えなくなってしまう」、
後者が「言う気力すらなくなる」ということのようで、呆れ方に違いがあるようです)
さて、都06系統で巡る橋の旅①・都06系統で巡る橋の旅②・都06系統で巡る橋の旅③の続き。
前回は麻布十番駅前(一ノ橋)周辺を散策しました(行程概要はこちらのリンクからどうぞ!)。
麻布十番駅間から再び[都06]に乗車し、天現寺橋に向かいます。
途中、二ノ橋、三ノ橋、古川橋、四ノ橋、光林寺前を通る辺りはまさに"橋の系統"感満載。
一ノ橋が「古川拡幅工事の際最初に造られた橋から来ている」というのは③でお話ししたと思いますが、
同じ要領で2~5番目まで橋が存在するのです…あれ?
そう、都営バスのバス停名として存在するのは四ノ橋まで。
では、五之橋は一体どこにあるのでしょうか?古川橋の別名とかいうオチではありません。
実は、五之橋は光林寺前バス停の近くにあるのです。
ちょうど、首都高の天現寺ランプからの道路が本線に合流する辺りになります。
尚、五之橋に限っては交差点の名前も「光林寺」となっており、近くの光林禅寺の方が重要なようです。
天現寺橋は、その名の通り天現寺の近くにある橋です。
由来は、小日向御簞笥町(現東京都新宿区簞笥町)にあった臨済宗大徳寺末の普明寺を、
享保になって移築して多聞山天現寺と名を改めたことから始まるようです。
▲歴史を感じられるかと思いましたが、開創300年記念として本堂・伽藍を建設中とのこと。
しかし、東京を車で移動するドライバーさんにとって、天現寺(橋)は全く違う意味を持ちます。
1つは、首都高2号目黒線の天現寺ランプ。都心環状線(C1)方面への出入り口しかありません。
もう1つは、一般道の天現寺橋交差点。明治通りと外苑西通りが交差する比較的大きな交差点です。
▲天現寺橋交差点の手前にあるのが実際の天現寺橋です。
それでは、ここから川の話に入っていきたいと思います。
まずは、上の写真の右側から川を見下ろした写真をご覧ください。
▲写真の下と左から2つの川が合流して、右へと流れていっていますが…。
実はこののべ3つの川、全て名前が違います。
右に流れていくのが、これまで何度もご紹介した港区有数の河川、古川です。
下から流れているのが本流の渋谷川。この合流地点から名を古川と変えます。
渋谷川は、童謡「春の小川」のモデルとされる河骨川(こうほねがわ)を支流に持っており、
渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」の「春の小川ルート」はここから来ています。
そして左から流れてきているのは、笄川。難読漢字ですが、「こうがいがわ」と読みます。
この川は現在暗渠化されており、なかなか名残を見つけることは難しいのですが、
外苑西通りの交差点名として、また[黒77][橋86][品97]のバス停名として「広尾橋」がありますし、
地図で見れば港区と渋谷区の区境が外苑西通りの東側・西側にうねうねしているのが分かります。
それらが、数少ない笄川の名残なのです。
さて、そんな川ですが、渋谷川・古川については東京都が清流復活事業を行っているようです。
▲この看板、2回先の記事でご紹介するであろう並木橋にもありました。
ですが、実際川が美化されているかと言えば微妙で、
心ない人のポイ捨てしたビニール袋が浮いている光景は時々目にします。
そこまで都でどうにかしろ、というのはもちろん酷な話ではありますが。
天現寺橋の近くで昼食を摂り、腹ごなしに歩くこと数分。次のバス停・広尾病院前に到着しました。
ただこのバス停、両隣のバス停と物凄く近いんです…。
▲新橋駅前方面停留所。お隣・天現寺橋停留所は、ちょうどバスが停車している場所。@広尾病院前
バスの位置はお分かり頂けたでしょうか?駐停車禁止標識の右下にある緑色の大型車がそれです。
バスに乗っていると、天現寺橋交差点を越えてすぐ停車という感覚です。
一方、反対側にあたる渋谷駅前方面の停留所から先を望むと…。
▲2本植わっている木の幹の間に見える緑色の大型車、広尾五丁目に停車中。@広尾病院前
ただ、あまりにも近いとはいえ病院利用客の利便性を図ってのこと。
健常者が「このバス停は無駄だ」だの何だの言える話ではないかも知れませんね。
さて、この渋谷駅前方面バス停、目の前には非常に懐かしい雰囲気のお好み焼き屋さん。
▲バス停のポールや郵便ポスト等、「どうやったら手に入るの?」な品もありますね。
まぁ、雰囲気的に学生向けな料金で食事を摂ることはできなさそうなお店ですが、
外観を見るだけでも随分と落ち着くものがあります。
そうしてバスを待っていると、思わぬご褒美が…?次回に続きます。
直接的な意味としては真逆であることに感動した(?)Keihan7203Fです。こんばんは。
(ニュアンスとしては、前者が「言いたいことが山ほどあるが呆れて何も言えなくなってしまう」、
後者が「言う気力すらなくなる」ということのようで、呆れ方に違いがあるようです)
さて、都06系統で巡る橋の旅①・都06系統で巡る橋の旅②・都06系統で巡る橋の旅③の続き。
前回は麻布十番駅前(一ノ橋)周辺を散策しました(行程概要はこちらのリンクからどうぞ!)。
~ 実は存在した「五之橋」 ~
麻布十番駅間から再び[都06]に乗車し、天現寺橋に向かいます。
途中、二ノ橋、三ノ橋、古川橋、四ノ橋、光林寺前を通る辺りはまさに"橋の系統"感満載。
一ノ橋が「古川拡幅工事の際最初に造られた橋から来ている」というのは③でお話ししたと思いますが、
同じ要領で2~5番目まで橋が存在するのです…あれ?
そう、都営バスのバス停名として存在するのは四ノ橋まで。
では、五之橋は一体どこにあるのでしょうか?古川橋の別名とかいうオチではありません。
実は、五之橋は光林寺前バス停の近くにあるのです。
ちょうど、首都高の天現寺ランプからの道路が本線に合流する辺りになります。
尚、五之橋に限っては交差点の名前も「光林寺」となっており、近くの光林禅寺の方が重要なようです。
~ 色々な意味で中継地点の天現寺橋 ~
天現寺橋は、その名の通り天現寺の近くにある橋です。
由来は、小日向御簞笥町(現東京都新宿区簞笥町)にあった臨済宗大徳寺末の普明寺を、
享保になって移築して多聞山天現寺と名を改めたことから始まるようです。
▲歴史を感じられるかと思いましたが、開創300年記念として本堂・伽藍を建設中とのこと。
しかし、東京を車で移動するドライバーさんにとって、天現寺(橋)は全く違う意味を持ちます。
1つは、首都高2号目黒線の天現寺ランプ。都心環状線(C1)方面への出入り口しかありません。
もう1つは、一般道の天現寺橋交差点。明治通りと外苑西通りが交差する比較的大きな交差点です。
▲天現寺橋交差点の手前にあるのが実際の天現寺橋です。
それでは、ここから川の話に入っていきたいと思います。
まずは、上の写真の右側から川を見下ろした写真をご覧ください。
▲写真の下と左から2つの川が合流して、右へと流れていっていますが…。
実はこののべ3つの川、全て名前が違います。
右に流れていくのが、これまで何度もご紹介した港区有数の河川、古川です。
下から流れているのが本流の渋谷川。この合流地点から名を古川と変えます。
渋谷川は、童謡「春の小川」のモデルとされる河骨川(こうほねがわ)を支流に持っており、
渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」の「春の小川ルート」はここから来ています。
そして左から流れてきているのは、笄川。難読漢字ですが、「こうがいがわ」と読みます。
この川は現在暗渠化されており、なかなか名残を見つけることは難しいのですが、
外苑西通りの交差点名として、また[黒77][橋86][品97]のバス停名として「広尾橋」がありますし、
地図で見れば港区と渋谷区の区境が外苑西通りの東側・西側にうねうねしているのが分かります。
それらが、数少ない笄川の名残なのです。
さて、そんな川ですが、渋谷川・古川については東京都が清流復活事業を行っているようです。
▲この看板、2回先の記事でご紹介するであろう並木橋にもありました。
ですが、実際川が美化されているかと言えば微妙で、
心ない人のポイ捨てしたビニール袋が浮いている光景は時々目にします。
そこまで都でどうにかしろ、というのはもちろん酷な話ではありますが。
~ 近すぎる?広尾病院前停留所 ~
天現寺橋の近くで昼食を摂り、腹ごなしに歩くこと数分。次のバス停・広尾病院前に到着しました。
ただこのバス停、両隣のバス停と物凄く近いんです…。
▲新橋駅前方面停留所。お隣・天現寺橋停留所は、ちょうどバスが停車している場所。@広尾病院前
バスの位置はお分かり頂けたでしょうか?駐停車禁止標識の右下にある緑色の大型車がそれです。
バスに乗っていると、天現寺橋交差点を越えてすぐ停車という感覚です。
一方、反対側にあたる渋谷駅前方面の停留所から先を望むと…。
▲2本植わっている木の幹の間に見える緑色の大型車、広尾五丁目に停車中。@広尾病院前
ただ、あまりにも近いとはいえ病院利用客の利便性を図ってのこと。
健常者が「このバス停は無駄だ」だの何だの言える話ではないかも知れませんね。
さて、この渋谷駅前方面バス停、目の前には非常に懐かしい雰囲気のお好み焼き屋さん。
▲バス停のポールや郵便ポスト等、「どうやったら手に入るの?」な品もありますね。
まぁ、雰囲気的に学生向けな料金で食事を摂ることはできなさそうなお店ですが、
外観を見るだけでも随分と落ち着くものがあります。
そうしてバスを待っていると、思わぬご褒美が…?次回に続きます。
PR
この記事にコメントする