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今回は、前回の記事で16192さんと話題になっている京阪電車の塗装を考えます。
(今までのフリは何だったのか、という話ですが…)

激しくコケた中之島線開業(2008年)、開業100周年(2010年)を機に、
従来の伝統色をやめて新塗色を採用することとなった京阪電車。

従来の色は主に2パターン。 特 急 とその他(一般)、という感じです。

P1040420.JPG
カーマインレッドマンダリンオレンジのツートンカラーが実に鮮やかな特急色。

P1040416.JPG
深草色がお馴染みの一般色。この写真の6007Fは入場済、新塗装化の予定。

そして新色は、一言で言えば「上下反転!」という印象を与えます。
特急色、一般色に、新たな装いとして'3000系色'とでも言うべきものが誕生しました。

P1040186.JPG
▲現在は、登場時から新塗装を装っている唯一の車両。
 エレガント・ブルースマート・シルバーアーバン・ホワイトがよく調和しています。

P1040194.JPG
▲赤・黄というおおまかなイメージを残しつつ、大胆にイメージを変えてきた特急色。
 エレガント・レッドエレガント・ゴールドエレガント・イエロー…。捻りがなさ過ぎる(涙)。

P1040401.JPG
▲そして賛否両論の一般色。緑は残しつつ、印象をがらりと変えてきましたね。
 レスト・グリーンフレッシュ・グリーンアーバン・ホワイトだそうです。

この新塗装の評判がよろしくない、と。主な批判としては、

・上半分が暗い色だと重く感じる
・一般色のフレッシュ・グリーンが痛々しい

といったものがあります。

関西では下半分=白という塗装が主流のようで、100年後もマルーンを貫きそうな阪急電車や、

P1030640.JPG
▲時代遅れな塗装…の筈なんですが、阪急は非常によく締まりますね。

関西ではイレギュラーな銀色電車がメジャーとなっている南海電車を除くと、

P1040789.JPG
▲南海のステンレスカーはもともと無塗装だったそうです。なんという殺風景な外観…。

結構一般的なのですが、あまり「上が重い」という印象は受けません。

P1040618.JPG
▲パステルカラーで上半分を軽く印象づけている阪神電車。9300系・5500系は好みです!

P1050666.JPG
▲側面の赤色が上部にまで及んでいないことが、重さを回避させているんでしょうな。

そんな中で京阪電車は「重い」という印象を受けます。
良く言えば非常にシャープで、その点3000系は非常に締まっていますね。

ただ、特急の赤は濃すぎる(渋すぎる)というのが個人的な印象で、あまり好感を持てません。
まぁ、特急は「エレガント・サルーン」ということで、上品な空間の演出に努めていますから、
その経過で赤を渋くする案が採用されたのかも知れませんね。

一方、フレッシュ・グリーンが痛いという問題はしばしば話題にあがります。
個人的には、初めて見た本物の新塗装が9000系だったこともあって、
ネットの写真で見るより締まっているなぁ、というのが正直な心象なのですが、
やはり旧型車両(特に2000系列)のフレッシュ・グリーンには強引なものがあるのも事実。

P1050246.JPG
▲'三井住友銀行色'等と揶揄される元凶がここにあるようにも思います…。

まぁ、こうした課題のある京阪電車の新塗装。
それにどう向きあうか、或いはどう改善できるのか。それは次回の記事に譲りましょう。
ではでは。
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