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さて、今回で終わるこの企画。
最後に紹介するのはこちらの「いすゞエルガ」と「日野ブルーリボンⅡ」。

…ですが、デザインは別として、パッと見車体はどちらも同じ。
強いて言うなら、ヘッドライトの形状の微妙な相違だけです。

それもそのはずで、この車両はいすゞ自動車と日野自動車の合意の下でつくられた、
合弁会社「ジェイバス」の製品だからです。
まぁ「いすゞ」「日野」というのは、「ジェイバス」のブランド力のなさを補う役割ぐらいのものでしょう。

この車両は、現在様々なところで目にしますが、
はっきり言って僕はこの車両、あまり好きじゃないですね。
ということで、その理由を少し説明しましょう。

①運転台計器類のコクピット形状がダサい(必要以上に円形を意識しいているような…)
②走行音が安っぽい(唸りにあまり迫力がない、ギアチェンジやサイドブレーキの音もイマイチ…)

…と、ここまではあくまでも主観的な話。
でも、個人的に許せない(?)のはその後です。

③後部ドア開閉音がやたらうるさい
④座席が硬い

うん、これは頂けないですね…。

まず③は、要するにドア開閉時の空気音なんですけど、
これが明らかにうるさい。まぁ鉄道車両と較べると他のメーカーのドア音もうるさいのですが。
確かに鉄道車両のドア(両開き)は開閉速度がバス(片開き)より遅いので、
静粛化も容易なのでしょうが…。もう少し工夫して欲しいですね。
鉄道車両の中にも、京阪8000系のような「片開き扉だけどあまりうるさくない」ものはありますし。

④は、座席を一度見ればすぐ分かるんですけど、明らかにクッション材の量が少ない。
ケチっているようにしか思えないほど薄いんですよ、座面が。
実際の硬さもそうですが、デザインが薄く見えると視覚的にも「硬さ」を感じてしまいますからね。

今までの感じだとこのバスかなりボロクソにされていますけど、
一定水準のサービスを維持しつつコスト削減を更に徹底している点は評価できるでしょう。
合弁会社として、メカな面では両社のノウハウを集結させていることと思います。
(ただ残念ながら、乗客が真っ先に感じるのはそういうメカではないのですが…)

ということで。
果たして未来の路線バスはグレードアップしているのか。
期待することにして、この連載の締めくくりとしたいと思います。
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