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Keihan7203F
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鉄道。路線バスにも興味あり。
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こんばんは。今日、学校での家庭科の授業でビデオを見ていると、なんと同潤会アパートの特集が。
自分「同潤会アパートって、青山にもあったんだけど今は表参道ヒルズで再現されてるんだよ」
友達「へぇ、よく知ってるじゃん」
自分「…って、一昨日調べたらあるサイトに載ってた」
友達「タイムリーだね…いや、たまたまか」
(以上の会話には若干の脚色が含まれています)
ということで(?)、「江戸川乱暴な都バス旅」シリーズもいよいよ最終回。
①(新橋~木場)、②(木場~東大島)、③(東大島~菅原橋)、④(菅原橋~一之江)と参りましたが、
今回は(遠回りをしながら)ゴールとなる葛西へと向かいます。
一之江駅前のバスロータリーは駅の規模の割に無駄に立派な作りになっています。
▲綺麗な花、よく分からないモニュメント、地下駅のくせにやけに高い駅舎。@一之江駅前
流石は都営地下鉄×都営バスだけあって、連携プレーはバッチリということなのでしょう。
実際、都営新宿線開業当時はバスとの連絡を図る取り組みを行なっていたのだそうです。
時計台もあるのですが、その下にある銘板には「東京臨海東ロータリークラブ」の文字が。
「わざわざロータリーの為にクラブを作るんかい!」と突っ込んでしまったのですが、
調べてみるとこの「ロータリークラブ」はバスロータリーとは全く関係ないことが分かったのです。
臨海東ロータリークラブは、母体となる団体を辿るとアメリカ発祥の「国際ロータリー」になります。
最初のクラブはシカゴにでき、例会の会場をローテーションで提供したことからこの名がつきました。
クラブに所属する人は言行を「四つのテスト」に照らしてから行動するべきとされており、
「真実かどうか」「みんなに公平か」「好意と友情を深めるか」「みんなのためになるかどうか」だとか。
さて、この一之江駅前は多くの都営バス路線の発着拠点となっており、
新小20・臨海28甲・臨海28乙・葛西22の4系統の始発停留所となっています。
その他の都営バスは、前回ご紹介した春江町終点ゆき以外日中は全て葛西方面に流れています。
が、ある系統に限っては何とも中途半端に思える場所が終着となっているのです。
▲見づらいですが、始発バス停にご注目。一之江駅前ではなく「今井」になっています。
「今井」停留所は、一之江駅前からわずか1停で到着してしまいます。
橋を渡るとはいえ、決して歩くことが苦になるような区間でもありませんし、
今井に特段の集客を図れる施設が存在する訳でもありません。
今でも「今井」停留所が終点となっている理由は、亀26の歴史を遡れば分かります。
この系統は、元々城東電気軌道という路面電車からできた系統で、
都電を経て日本では黒部でしか見かけなくなったトロリーバス101系統に転換されました。
トロリーバスが廃止されると代替バス601系統が運行を開始、後に上26に名を変えます。
しかし、[上26]は上野~亀戸~今井という長距離系統であり定時運行が困難だった為か、
平成の時代に入って亀戸を境に分割、今井側を[亀26]に改め現在に至るという系統です。
…おっと、これでは全く説明になっていませんでした、すみません。
実は、今井にはトロリーバス時代に営業所が置かれており、バス転換後も支所が残っていたのです。
現在ではなくなってしまいましたが、それでも跡地に建った都営住宅の1階には操車場があり、
かつて今井が都営交通の拠点であった頃を彷彿とさせます。
(実は今回、今井に行きたかったのですが時間がなくて断念。またの機会に訪れてみます)
さて、そんな[亀26]に一之江駅前から乗って今井街道を通り、京葉交差点で降りました。
まさに京葉道路との交差点ですが、勿論千葉県なんてことはなくれっきとした東京都です。
(都営バスなんだから当然東京都だろ、と思いがちですが実は埼玉県にバス停が2つあります)
これまで、弊ブログでは1つの系統に対する関連系統として系統番号の後に、
「甲」「乙」「丙」をつける、「折返」をつけるといった方法をご紹介して参りましたが、
京葉交差点では(都営バスでは比較的)珍しいと思われる関連系統が到着しました。
▲錦27-2。みんくるガイドには記載されていない系統でもあります。@京葉交差点
関連系統とはいえ、本系統(小岩~両国)の半分ぐらいのところ(京葉交差点)で分かれ、
そのまま6停(船堀ゆきは5停)も進む系統ですから別系統でもいい気がしますが、
10本/日程度の系統ですし並行する区間には主要系統が頻発していますから、
わざわざ新系統名を与えるまでもないように思います(この系統自体入出庫目的のようですし)。
自分は(特に大きな理由でもないのですが)新小21に乗りたかったので乗車。
小学生のとき、車内の啓発放送を吉本の芸人の方が担当されるキャンペーンがあって、
父と共にこの系統に乗って以来およそ6年ぶりの乗車になりました。
ところが、道路なかなか渋滞していてあまり快適な移動とは言えませんでした。
道路の幅が広いように見えて実質片側1車線しか利用されていなかったのです。
素人でも「対策必要じゃないの?」と思ってしまいました(が、後日ある光景を見て拍子抜け)。
[新小21]を船堀駅前の1つ先、船堀小学校前で降りまして待つことすぐ。
▲露出設定をミスってLED表示がろくに見えない写真ですがご容赦を…。@船堀小学校前
葛西24、なぎさニュータウンゆきです。
みんくるガイドで太線表記でない(=10分間隔より本数が少ない)割に本数は多いようです。
このバスもまた細い道を進んでおり、コミュニティバスっぽい雰囲気があります。
というより、葛西駅前・西葛西駅前から発着しているバスの行先を見ると、
「なぎさニュータウン」「コーシャハイム南葛西」「臨海町二丁目団地前」というように、
いかにも住宅地⇔駅の輸送を担っているような雰囲気がプンプン漂うのです。
この辺はバス停名を眺めているだけでも生活感を味わうことのできるエリアですね。
およそ10分ぐらいでしょうか、葛西24は無事に葛西駅前に到着。
これにてこの日の都営バス活動は無事に終了しました。
▲英語表示では何故か「kasai-eki-mae」と、大文字が使われません。
さて、この連載のタイトルは「江戸川乱暴な都バス旅」。
この旅が無計画且つ乱暴なものであることは皆さんにもある程度ご理解頂けたかと思いますが、
江戸川という割にはそんなに江戸川区に滞在していた訳でもありません。
このタイトルの意味は、今回乗車した系統の営業所・支所を紐解けばお分かり頂けるでしょう。
・江戸川営業所:[新小21][葛西24][錦25][新小29][錦27]
・江戸川営業所臨海支所:[AL01][亀26][平28]
・渋谷営業所:[都01]
・深川営業所:[業10]
・江東営業所:[都07]
乗っていた系統の約8割が江戸川営業所関連だったのです…流石に乗りすぎた。
江戸川営業所は放送のトーンが他営業所のそれより低めの声だったり言い回しが独特だったり、
個性が割と強くバスファンの一人として面白い体験ができたと思います。
バスについてそれほど詳しくなくとも、街の様子を見ながら移動できるバスは魅力的。
特に商店街を見る度に(一度も訪れたことがないにも拘わらず)懐かしさを覚える感覚はいいですね。
またこうした旅をしてみたいな、と思える旅でした…この2日後にも似たような旅をする訳ですが。
この連載はこれで終わりです。毎度ながら長らくのお付き合いありがとうございました。
(今後は鉄道考察を1回挟んでバス旅行ネタを3~4回連載で綴る予定です)
自分「同潤会アパートって、青山にもあったんだけど今は表参道ヒルズで再現されてるんだよ」
友達「へぇ、よく知ってるじゃん」
自分「…って、一昨日調べたらあるサイトに載ってた」
友達「タイムリーだね…いや、たまたまか」
(以上の会話には若干の脚色が含まれています)
ということで(?)、「江戸川乱暴な都バス旅」シリーズもいよいよ最終回。
①(新橋~木場)、②(木場~東大島)、③(東大島~菅原橋)、④(菅原橋~一之江)と参りましたが、
今回は(遠回りをしながら)ゴールとなる葛西へと向かいます。
~ ロータリーに関わるロータリークラブ ~
一之江駅前のバスロータリーは
▲綺麗な花、
流石は都営地下鉄×都営バスだけあって、連携プレーはバッチリということなのでしょう。
実際、都営新宿線開業当時はバスとの連絡を図る取り組みを行なっていたのだそうです。
時計台もあるのですが、その下にある銘板には「東京臨海東ロータリークラブ」の文字が。
「わざわざロータリーの為にクラブを作るんかい!」と突っ込んでしまったのですが、
調べてみるとこの「ロータリークラブ」はバスロータリーとは全く関係ないことが分かったのです。
臨海東ロータリークラブは、母体となる団体を辿るとアメリカ発祥の「国際ロータリー」になります。
最初のクラブはシカゴにでき、例会の会場をローテーションで提供したことからこの名がつきました。
クラブに所属する人は言行を「四つのテスト」に照らしてから行動するべきとされており、
「真実かどうか」「みんなに公平か」「好意と友情を深めるか」「みんなのためになるかどうか」だとか。
~ 一之江駅前の次が終点、その真意は? ~
さて、この一之江駅前は多くの都営バス路線の発着拠点となっており、
新小20・臨海28甲・臨海28乙・葛西22の4系統の始発停留所となっています。
その他の都営バスは、前回ご紹介した春江町終点ゆき以外日中は全て葛西方面に流れています。
が、ある系統に限っては何とも中途半端に思える場所が終着となっているのです。
▲見づらいですが、始発バス停にご注目。一之江駅前ではなく「今井」になっています。
「今井」停留所は、一之江駅前からわずか1停で到着してしまいます。
橋を渡るとはいえ、決して歩くことが苦になるような区間でもありませんし、
今井に特段の集客を図れる施設が存在する訳でもありません。
今でも「今井」停留所が終点となっている理由は、亀26の歴史を遡れば分かります。
この系統は、元々城東電気軌道という路面電車からできた系統で、
都電を経て日本では黒部でしか見かけなくなったトロリーバス101系統に転換されました。
トロリーバスが廃止されると代替バス601系統が運行を開始、後に上26に名を変えます。
しかし、[上26]は上野~亀戸~今井という長距離系統であり定時運行が困難だった為か、
平成の時代に入って亀戸を境に分割、今井側を[亀26]に改め現在に至るという系統です。
…おっと、これでは全く説明になっていませんでした、すみません。
実は、今井にはトロリーバス時代に営業所が置かれており、バス転換後も支所が残っていたのです。
現在ではなくなってしまいましたが、それでも跡地に建った都営住宅の1階には操車場があり、
かつて今井が都営交通の拠点であった頃を彷彿とさせます。
(実は今回、今井に行きたかったのですが時間がなくて断念。またの機会に訪れてみます)
さて、そんな[亀26]に一之江駅前から乗って今井街道を通り、京葉交差点で降りました。
まさに京葉道路との交差点ですが、勿論千葉県なんてことはなくれっきとした東京都です。
(都営バスなんだから当然東京都だろ、と思いがちですが実は埼玉県にバス停が2つあります)
~ 関連系統、表し方色々 ~
これまで、弊ブログでは1つの系統に対する関連系統として系統番号の後に、
「甲」「乙」「丙」をつける、「折返」をつけるといった方法をご紹介して参りましたが、
京葉交差点では(都営バスでは比較的)珍しいと思われる関連系統が到着しました。
▲錦27-2。みんくるガイドには記載されていない系統でもあります。@京葉交差点
関連系統とはいえ、本系統(小岩~両国)の半分ぐらいのところ(京葉交差点)で分かれ、
そのまま6停(船堀ゆきは5停)も進む系統ですから別系統でもいい気がしますが、
10本/日程度の系統ですし並行する区間には主要系統が頻発していますから、
わざわざ新系統名を与えるまでもないように思います(この系統自体入出庫目的のようですし)。
自分は(特に大きな理由でもないのですが)新小21に乗りたかったので乗車。
小学生のとき、車内の啓発放送を吉本の芸人の方が担当されるキャンペーンがあって、
父と共にこの系統に乗って以来およそ6年ぶりの乗車になりました。
ところが、道路なかなか渋滞していてあまり快適な移動とは言えませんでした。
道路の幅が広いように見えて実質片側1車線しか利用されていなかったのです。
素人でも「対策必要じゃないの?」と思ってしまいました(が、後日ある光景を見て拍子抜け)。
~ コミュニティな系統がいっぱいの葛西地区 ~
[新小21]を船堀駅前の1つ先、船堀小学校前で降りまして待つことすぐ。
▲露出設定をミスってLED表示がろくに見えない写真ですがご容赦を…。@船堀小学校前
葛西24、なぎさニュータウンゆきです。
みんくるガイドで太線表記でない(=10分間隔より本数が少ない)割に本数は多いようです。
このバスもまた細い道を進んでおり、コミュニティバスっぽい雰囲気があります。
というより、葛西駅前・西葛西駅前から発着しているバスの行先を見ると、
「なぎさニュータウン」「コーシャハイム南葛西」「臨海町二丁目団地前」というように、
いかにも住宅地⇔駅の輸送を担っているような雰囲気がプンプン漂うのです。
この辺はバス停名を眺めているだけでも生活感を味わうことのできるエリアですね。
およそ10分ぐらいでしょうか、葛西24は無事に葛西駅前に到着。
これにてこの日の都営バス活動は無事に終了しました。
▲英語表示では何故か「kasai-eki-mae」と、大文字が使われません。
さて、この連載のタイトルは「江戸川乱暴な都バス旅」。
この旅が無計画且つ乱暴なものであることは皆さんにもある程度ご理解頂けたかと思いますが、
江戸川という割にはそんなに江戸川区に滞在していた訳でもありません。
このタイトルの意味は、今回乗車した系統の営業所・支所を紐解けばお分かり頂けるでしょう。
・江戸川営業所:[新小21][葛西24][錦25][新小29][錦27]
・江戸川営業所臨海支所:[AL01][亀26][平28]
・渋谷営業所:[都01]
・深川営業所:[業10]
・江東営業所:[都07]
乗っていた系統の約8割が江戸川営業所関連だったのです…流石に乗りすぎた。
江戸川営業所は放送のトーンが他営業所のそれより低めの声だったり言い回しが独特だったり、
個性が割と強くバスファンの一人として面白い体験ができたと思います。
バスについてそれほど詳しくなくとも、街の様子を見ながら移動できるバスは魅力的。
特に商店街を見る度に(一度も訪れたことがないにも拘わらず)懐かしさを覚える感覚はいいですね。
またこうした旅をしてみたいな、と思える旅でした…この2日後にも似たような旅をする訳ですが。
この連載はこれで終わりです。毎度ながら長らくのお付き合いありがとうございました。
(今後は鉄道考察を1回挟んでバス旅行ネタを3~4回連載で綴る予定です)
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Re:無題
思い出していただけましたか!ありがとうございます。
確かに、マイナーなブログですから共有する相手はいないかも知れませんね…(笑)
今後も精進して参りますので、よろしくお願いします。
確かに、マイナーなブログですから共有する相手はいないかも知れませんね…(笑)
今後も精進して参りますので、よろしくお願いします。