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Keihan7203F
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鉄道。路線バスにも興味あり。
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~前回のあらすじ~
叡電乗っておけいはん♪(このまとめが適当になっているのは気のせいでしょう、きっと)
京都~大津を鉄道で移動するなら、JRを使うのが定石です。圧倒的に早いですからね。
でも、時間があるなら京阪京津線に乗って欲しい…と女性の某鉄道ファンの書籍にありました。
ということで、そんな京津線の魅力を写真と共にお届けします。
▲駅名標。ただそれだけなんですが…。
京都側の起点・御陵は京都市営地下鉄東西線との共用駅で地下駅。
ここから京津線は東西線と直通して、三条京阪・二条・太秦天神川方面に向かいます。
ホームドアもついており、なんだか近代的な雰囲気。
▲四宮駅構内。直進すると留置線、分岐側が本線なのでほぼ全列車が速度制限を受けます。
JRは京都~大津間を自慢の複々線で高速走行するのに対し、
京阪京津線は複線ながらもゆっくりゆっくりという印象です。
ただ、ここまではわりかし「普通の路線」という雰囲気がありますよね。
▲追分駅。ホームが短い、狭い、人が少ない…。複線なのが不自然なくらいです。
辺りにも緑が多くなり、正面には山がそびえます。「逢坂の関」で知られている山越えです。
線路が登り勾配になっているのがお分かり頂けますでしょうか?
▲非常に急なカーブ。制限速度は35km/hです。横を走る道路の車に抜かれる…。
これは大谷駅の浜大津寄りのカーブですが、ところどころに霧のようなものが見えますね。
実は、線路の軋む音を軽減する為に水を撒いているんです。
15分に1本電車がありますから、その度に轟音を鳴らされては周辺の民家もたまりませんよね。
因みに大谷駅は、大手私鉄で最も急な勾配を持つ駅です。
なんでも、法令の基準を上回る勾配で、特例認可なんだとか。
山の雰囲気をまさに「体感」できる駅なので、皆さんも是非一度訪れてはいかがでしょうか?
地下鉄から急坂、急カーブを乗り越えてきた京津線電車。
今度は逆に坂を下るために、なんと山岳トンネルを通ります。しかも、出口にはまた急カーブ。
制限速度は20km/h…って、もはや自転車にすら負けている気が…。
それでも京津線を走らせ続ける京阪電車、好きですよ♪
そして終点の1駅前、上栄町を出たところで衝撃の光景が…。
▲路面電車…?目を疑ってしまう光景ですが、本当です。
そして大津側の終点・浜大津に到着です。
ところで、どんな車両かをお見せしていませんでしたね。こちらです。
▲水色が鮮やかで好印象ですね。
この車両、明るい外観とは対照的に、
・地下鉄対応 … ATO(自動列車運転装置)・ホーム監視モニター
・山岳対応 … 全車モーター車(1基が故障しても運転可能)・鋳鉄制輪子(確実な停車)
・路面電車対応 … 鋼鉄製車体(重いが修復が容易)・車幅灯(自動車からも見える)
という、かなりの重装備となっています。お値段は1両なんと2億円。恐ろしや…。
…そんな魅力いっぱいの京阪京津線。皆さんも是非一度ご乗車されては如何でしょうか?
運賃・時間両面で嵩みますが、たった20分でこれほどの濃い風景が展開されるのですから!
~京阪京津線へのアクセス~
・JR京都駅から … JR東海道本線 山科駅下車(京阪山科駅に乗換)(地下鉄も楽しむなら、地下鉄烏丸線 烏丸御池駅乗換・東西線 御陵下車がオススメ)
・JR大津駅から … 浜大津駅に乗換(一般道を歩きます、事前に道順をご確認ください)
(JR東海道本線 膳所駅・石山駅乗換・京阪石山坂本線 浜大津下車も可能です)
※ 詳しくは各種サイト等でお調べください。
~参考:JR線と京阪京津線の比較~
JR線 京 都~大 津 … 新快速 普 通 9分・190円
京阪京津線・地下鉄東西線 三条京阪~浜 大 津 … 21分・410円
京阪京津線・地下鉄東西線 三条京阪~浜 大 津 … 21分・410円
非常に旅行記らしからぬ文体となりましたが、要するに三条京阪から浜大津に移動しただけです(笑)。
~次回に続く~
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~前回のあらすじ~
阪急桂の観光後、京阪新ダイヤと2631F、7201F等を体験して出町柳へ。
阪急桂の観光後、京阪新ダイヤと2631F、7201F等を体験して出町柳へ。
ということで、今回こそは叡山電車をやります。
出町柳での乗り換えは、京阪が地下駅、叡電が地上駅でしたが、出入口は至近距離で簡単♪
早速出迎えてくれていたのは観光列車「きらら」でした。
▲下車駅・京都精華大前駅で撮影。通常ワンマン運転のところ、混雑の為か車掌さんも乗務。
この電車、もみじの綺麗な時期に大きい景色が見えるように設計されたパノラマ風の側窓が特徴。
座席も通常のロングシートではない、やや特殊なものになっています。
何でも、地下鉄烏丸線の国際会館延伸で乗客減が懸念されていたときに、
「観光路線」としての再出発を図った車両なんだとか。道理で意気込みを感じる訳だ。
▲叡山電車公式サイトより。2+1固定クロスシートがベースみたいですね。
という訳で僕も快適に移動…とはなりませんでした。
混雑が激しく、下車駅までの全区間で立つことになってしまったのです。
乗車していると、あることに気づきました。
京阪電車のほぼ全車両に成田山不動尊の御守が祀られているのは(ファンでは)有名ですが…。
▲こちらは鞍馬山。京阪電車と同じく妻面上部にありますが、固定方法が少々雑…?
まぁ、そんなところで途中駅で下車、出町柳に折り返すことに。今度は普通の車両でした。
▲「きらら」とは対照的に、彩りに欠ける塗装にセンスの欠ける先頭部…(笑)。
運賃表を見る限り二軒茶屋始発だったのですが、まぁそのガラガラなこと!
乗客僅か数名というのは、いくらなんでも少なすぎではないでしょうか…。
ふと優先座席(西日本では「優先席」ではなく「優先座席」と呼ぶようです)のステッカーをチラリ。
すると、2つの意外な点を発見しました…!
▲オレンジ基調の関東の優先席ステッカーとは少し印象が違いますね。
①右上のロゴ。京阪に詳しい方はお気づきかと思いますが、中之島線開業前の古いものです。
… CI戦略はどうなった!まぁ細かい部分はどうでもいいってスタンスなのかも。
②京阪とステッカーがそっくり。まぁそれは想像できることです。
ところが、これが阪神・南海ともそっくりなのですから驚きです(色違い)。
そんなことを考えながら出町柳にとんぼ返り。
次はあの「人気者」を追うべく大津に向かうため、一旦京阪電車で三条に戻ります。
そこには 準 急 中之島 が出迎えていました。まぁ、大阪府の萱島駅まで各駅停車なんですが。
▲日本初の5扉車でもある京阪5000系。昼間は3/5の扉のみ開閉します。
では閉まっている2・4扉目はどうなっているのかというと…。
▲なんと座席が設置されている!これは一体どういうことなのか…?
京阪ファンの間、並びに京阪電車利用者には有名ですが、
実はこの座席、上下に昇降することができて、ラッシュ時は扉の上に収納されているのです。
そして5扉をフル活用した後、日中は着席サービスとして3扉化、座席増設を行う訳です。
かなりコストのかさむ「オプション」なだけに、他の5ドア・6ドア車両への採用実績は皆無ですが…。
とはいえ、5000系の登場は1970年。40年前からこうした発想があるとは、恐るべし、京阪電車。
三条では再び旧塗装車を発見。今度は1506Fでした。
▲戦前の車両の車体を交換した車両…の床下を交換した車両だそうで。
そんなこんなで大津に向かうべく、次回は京阪京津線に乗ります!
~次回に続く~
~前回のあらすじ~
嵐山駅に翻弄されつつ、阪急嵐山線を堪能した…だけ…。
嵐山駅に翻弄されつつ、阪急嵐山線を堪能した…だけ…。
前回宣言した叡山電車が紹介できなかったので今回は紹介…したいのですが、
果たしてできるかどうか…。京阪電車乗っちゃったからそれだけで記事がいっぱいに!
さて、阪急桂駅には鉄道ファン必見(?)の名物が幾つもあります。
▲普通の方ならば「左は1番線、右は…C番線?」と思われることでしょう。
C番線が不思議なのは勿論ですが、それ以前に左側は「1番線」とすら呼びません。驚きですね。
阪急電車では伝統的に「番線」のことを「号線」と呼びます。ですから左は「1号線」。
そして問題の「C番線」改め「C号線」ですが、どうしてこの名前がついたのでしょうか?
実はこの隣、車庫になっていて、その号線が業務的に「A号線」「B号線」「C号線」となっています。
そのC号線にホームをつけて旅客用にしたことから、案内もそのまま「C号線」となったようです。
こうした番号処理は一般的に「振りなおし」「0番線」等の解決策が一般的な中、
桂の例は面白いですね。もっとも、「0番線」が3つもある熊本駅も面白いですが…。
▲JR西日本「おでかけネット」より。左側にご注目ください…。
さて、話を桂に戻しますが、もう1つの名物はこちら。
▲車庫の洗車機に描かれたアート。遊び心あって面白いですが…。
個人的には(良くも悪くも)阪急らしくないなぁ、という気はするのですが。
この2つの名物を見学した後、阪急京都線の看板列車である9300系に乗車。
通勤特急 で、そのまま終点・(京都)河原町に向かいました。
▲今日に至るまで極めて保守的な塗装を貫いています。悪態をつけば「古臭い」…?
しかし、こう見えて実はオレンジ色の前面が印象的(?)な東武50000系列と同じ、
日立製作所の標準車体「A-Train」なのですから驚きです。
車内も間接照明で、有料特急並、或いはそれ以上の雰囲気です。
阪急・河原町では、乗り換え案内がなされていませんが、
実は京阪・祇園四条と距離が比較的近く、橋を渡ったらすぐに入口に着く距離です。
関東だと、東京メトロの虎ノ門⇔霞ケ関、築地⇔新富町等がこういう事例にあたりますね。
そんな訳で、京阪電車に乗り換えです。
まず目に飛び込むのは、螺旋状の階段のある入口。
▲京都らしさはあまり出ていないかも知れませんが、意外と新しくて驚かされます。
実は、比較的最近(80年代)までこの駅は地上駅でした。
道路との平面交差があったり、鴨川の隣の堤が水害で崩れたり、と大変だったようで、地下化。
そして階段の下には時刻表があったのですが…。
▲阪急河原町の時刻表でした。
この後、かなり濃密な京阪ネタが続きます。読まれたい方は以下のリンクをクリックしてください。