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こんばんは、うるさい連中をまとめるのは大変だなぁ、と痛感しているKeihan7203Fです。
いや、学校の委員会のことなのですが…口に貼るガムテープが欲しいくらいです(笑)
(ただ、活気があって作業に意欲が見られるのは嬉しいことなのですが)

さて、今回もの続きを執筆して参ります。
(今回は京阪電車が登場しませんが、京阪グループということでタグも京阪に入れております)


~ 「がんばろう!東日本の鉄道トレイン」 ~

叡山電車に乗った主たる目的はコレ。


▲左が出町柳方、右が鞍馬・八瀬比叡山口方に装着されたHM。@出町柳

「がんばろう!東日本の鉄道トレイン」ということで、
東日本大震災の被害を受けたものの復興を遂げつつある東日本の鉄道の様子を展示し、
HMにはその鉄道で装着されているHMをあしらうという編成です。
このときは三陸鉄道と阿武隈急行でしたが、現在はHMが変更されているようです。

個人的には関東の鉄道と関西の鉄道のつながりはどうしても薄いものと捉えてしまうのですが、
このような電車を通じて少しでも東日本を知ってもらえることには大きな意義があると思います。
かといって関東人が関西人より知っている訳でもないので、
東京近郊にもこのような電車が是非走って欲しいところです…。

で、車内。広告の代わりに沢山の写真があり、非常に興味深いです。
着実に復興に向かって進んでいるところを見ると心打たれるものがありますね。
(勿論、全通=完全復興というのは違うと思いますが、1つの節目であることには間違いありません)






▲これが全てではありません。こうして見ると、「当たり前」の大切さを実感しませんか?

メディアから流れる文字情報だとどうも「一つの事実」に留まってしまうように思いますが、
このように写真で見せられると捉え方も変わりますね。

尚、元々の車両はというと「こもれび」という環境啓発の車両のようです。

P1120175.JPG
▲車外・車内のサイン類。左のサイン、京阪の旧塗装を彷彿とさせなくもない…?

さて、この鞍馬ゆきの電車で二軒茶屋の手前、京都精華大学前に向かってから、
数分後の「きらら」で折り返そうと目論んだのですが(勿論キセルなんてしません)、
京都精華大学前到着時点で既に反対側の「きらら」は発車。
仕方ないので二軒茶屋に向かうことにしました。


▲なるほど、「こもれび」らしく涼しそうなデザインをしていますね。@二軒茶屋

後から写真を見ると背景の桜をうまく絡めることができなかったのが悔やまれますが、
物凄い久しぶりに風景写真なるもの(と言えるほどではありませんが)を撮った気がします。


~ ビミョーに取り残されている感のある二軒茶屋 ~

二軒茶屋というと、「平日の鞍馬線電車の折り返し駅」ということで、
割と宝ヶ池のような大きな駅をイメージしていたのですがいざ来るとびっくり。
ホーム自体はフツーの2面2線、折り返しは上の写真の左側の線1本のみ。
どうやらこの駅から鞍馬線が単線になっているようです。
(ということは、あくまでもそのための折り返しということなのでしょうか…?)


▲出町柳方面を望む。見事に誰もいない、そして駅前には民家が立ち並ぶ閑静な駅。@二軒茶屋

そしてこの駅、1つ気になるのは時代の置いていかれ方の中途半端さです。
何が中途半端って、この看板。見れば見るほど悲しくなります。


▲快速急行で64分…快速急行で64分…快速急行で64分…快速急行で(以下略)@二軒茶屋

中之島線開業期の張り切りまくっている京阪電車の様子がよく分かる看板ですね。
大体「中之島・淀屋橋」という言い方をしている時点で…。

しかし、もはや完全な閑散路線と化している中之島線。
中之島からの臨時列車は集客に一役買っていますが、抜本的な対策が求められる頃です。
とはいえ、中之島線はなにわ筋線が前提ですので厳しい面もありますが。
(余談ですが自分は西九条延伸に賛成、新桜島延伸に反対という姿勢で勝手にいます)


~ 出町柳へとんぼ返り ~

出町柳ゆきまでの待ち時間、ホームにいて意外と面白いと思ったのが叡山電車のサイン類。


▲フォントは明らかにWindows Vista以降の標準である「メイリオ」臭いのですが…。@二軒茶屋

面白いのが「東福寺」という表示ですね。
数年前からJRと共同で「京都→東福寺→京阪電車」ルートによる京都観光スタイルを、
定時性に欠けるバスへの対抗策として提唱している訳ですが、
それを意識した表示と言えるのではないかと思います。
(因みにこの日、東福寺乗り換えも実践しましたのでこの件のレポートはまた後日ということで)

そして暫くして電車が到着、一路出町柳へと戻りましたとさ。ちゃんちゃん。


▲復路はフツーの叡山電車。「EIDEN」が前時代的な雰囲気で好きだったり。@二軒茶屋


次回は出町柳→三条→京津線をお届けする予定です。
次々回かその次ぐらいで完結するよう頑張ります…遅々としてしまい本当に申し訳ないです。
ではでは。
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最近、寝落ち柳をしてしまうことが急増しているKeihan7203Fです。こんばんは。
(睡眠時間を削った覚えはないんですが…中学生時代より徹夜ができなくなった気がします)

さて、13000系運行開始から1ヶ月を過ぎても尚終わらない本連載。
ぼちぼち書き進めていきますか…(更新が遅々としているのは本当に申し訳ないです)。


~ 宇治でのイベント、注目されるしもぶくれちゃん ~

宇治駅では13000系展示のほか、様々なイベントが行われていました。
まずは水出し玉露の宇治茶の試飲。驚くほど甘みがあって大変美味しかったです。
また飲みたいと思いましたが、(当たり前ですが)お値段がアレなのが悩ましい…。

そして鷹狩に使われる鷹のレクチャーか何かがコンコースで行われていました。
(詳しい説明はよく聞こえず、本物の鷹を見るという程度の印象しかないのが残念)


▲背中を撫でてあげると暴れず、案外つるつるとしたような感触が味わえました。

このほかグッズ販売もあり、
「非売品の13000系パンフがコレとコレを買うとついてくる!」的商法(?)が展開されていましたが、
長蛇の列と財布の軽さとに驚いて退却することとしました(まぁ、記念メダル買ったしね)。

再びホームに上がると、初対面の通称「しもぶくれちゃん」が!


▲この顔が恒常的に見られるのはそう長くない…かも知れません。@宇治

転落防止幌が先頭車に見られるのも全国的にかなり珍しい事例かと思われます。
13000系のように増解結のある新型車両では放送で注意を促す方式となっているので、
今後もこのような表情の電車はそう簡単には見られないのではないでしょうか。

しかし、一昨年の冬とは打って変わって大変賑やかな宇治線。
派手なマナー違反はなかったように見受けられますが、
早かれ遅かれ来たるであろう2400系4連廃止時にも混乱がないことを祈るばかりです。


~ 液晶表示、初お披露目 ~

この後はというと、Twitter上で知り合った方や京阪ファンの間では有名な方にお目にかかり、
展示中の13000系色々な話を聞かせて頂いていました(皆様ありがとうございました!)。
自分としてはある種の「初オフ会」的なものとなった訳ですが、
皆様の温かさは勿論のことソーシャルネットワークのパワーを大いに感じることができました。

話し込んでいるうちに折り返しの13000系中書島ゆき発車時刻を迎え、いざ発車。
発車直前になってようやく液晶表示の初お披露目となりました。
(行きの臨時宇治ゆきは全区間「KEIHAN(ドヤッ」表示でしたので)


▲表示画面の一例。蛍光灯の映り込みは液晶表示の難点でもあります…。

Momoyama-minamiguchiの二段表示は209系のLED表示をも彷彿とさせます。
(ちなみに、桃山南口は京阪で最も長い駅名だそうです。最短は言うまでもなく淀)
将来は京阪本線や交野線での運行も検討されている(報道より)13000系ですが、
各駅の地図データは京阪本線の分も収録されているのか気になるところです。

そういえば、漢字とひらがなを併記する液晶スタイルって珍しいですね。
個人的にはひらがなが大きく表示されるのを嫌っている人間なので歓迎ですが。


~ 回送電車を初めて狙う ~

中書島に着くと、皆さんがどうやら淀での13000系回送を狙われているようなので同行することに。
実は、回送電車目当てで撮影するのは初めてだったり…。


▲1000系のQZとの並び、13000系との並び。比べるとブラックフェイスが際立ちますね。@淀

京都方ホームでは十数人の同業者の方が撮影されていました。
学校の授業終了後速攻で突撃、という方もいらっしゃったのではないでしょうか。

淀車庫への入庫を見送った後は再び中書島へ、
麺座で「快速急行セット」(うどん+おにぎり)を頂き次の試合(?)に向かうことに…。
(同行した方とはここで別れました。改めて本当にありがとうございました)


~ 出町柳までの旅路 ~

次に向かったのは出町柳。叡電の東日本大震災復興HMが狙いです。
それは次の記事に回すとして、中書島で自分が初めて見た光景がこちら。


▲定期馬急の留置withしもぶくれちゃんの相方。欲を言えば旧塗装が欲しかった…。@中書島

淀1番線が完成したらこの中書島留置はどうなるんでしょうね?
自分は全然配線構造に関して無知なので関係あるのかないのかすら分かりかねますが。
左側も7連に編入されたら宇治線から姿を消す訳で、一応貴重なショットと言えそうです。

そしてBZで出町柳へ、隣にはまたしても旧塗装車がやって来ました。
相変わらずの2600系オンパレードです(褒め言葉)。


▲やはり2600系は今でも旧塗装の方がしっくり来る、と思うのは自分だけではない筈。@出町柳


この後は叡山電車を往復、そして京津線を往復。そこからは最終ラウンドへ向かいました…。
次回に続きます。というより頑張って続けます。
お久しぶりです、もうすぐ13000系デビューから1ヶ月が経ちますね。
本シリーズもそれまでには完結したいのですがおそらく無理でしょう(涙)
PCの不調と格闘した挙句、HDDの買い替えを敢行したKeihan7203Fです。

ということで、中之島からの臨時列車について前回は取り上げましたので、
今回は主に車内で撮影した写真を交えながら私見を書いていこうと思います。


~ コスト削減の中で発揮される独自性 ~


▲萌黄色のつり革。思いの外うざったくありません。

京阪13000系の内装デザインは基本的に3000系のそれが踏襲されています。
具体的には、墨色の扉、格子状のデザインとなっている床などがそれにあたります。
ただ、他方でコスト削減が図られている箇所も存在し、
特に座席周りに関してはかなりコストダウンの痕跡が伺えます(詳細は後述)。

この写真から伺えるのは3点。

まずはつり革。萌黄色は京阪の通勤車のシンボルカラーとも言える存在です。
色つきのつり革は(京阪では)3000系の濃紺・8000系の真紅に続いて3系列目。
規則的には濃緑のつり革となるところですが、軽快さを表現したかったのでしょうか。

続いて(わかりにくいですが)蛍光灯。カバーが存在しません。
カバーのない蛍光灯の採用は2006年の10000系2次車に続いて2例目です。
この間に新造された3000系がグラスファイバー製の蛍光灯カバーを採用していることから、
一般車の蛍光灯カバーは廃止・優等車の蛍光灯カバーは継続採用と言えそうです。

そしてラインデリア。3000系ではラインデリアまでもが黒かったので、
落ち着きのあった一方で重苦しい雰囲気もそれなりにはありました。
13000系では写真のように明るい色となっており軽快な雰囲気となっています。

総合して、コスト削減の一方で独自性のある軽快な雰囲気が出ているのではないでしょうか。


~ コストダウンの顕著な座席 ~

さて、恐らく13000系で一番コスト削減が図られたのが座席です。


▲袖仕切り板は明らかにJR東日本の通勤車でよく見かける形ですね。

袖仕切り板が大型化されたことによってもたれかかれるようになったのは大きいですが、
やはり化粧板の貼られたものとただの(?)プラスチックとでは心象が変わります。
関東にはないオリジナリティを関西私鉄に求める者としては残念ですが、
これも1つの流れと言わざるを得ないのでしょうね。

座席の方はというと、同時期に川崎重工業より出荷された車両と比較すると、
川重の標準品を用いているようです。従来のものより鋭角な印象がありますね。
座り心地はというと従来車よりは確実に硬い。されど、E231系のような不快さはありません。
途中までは柔らかさがある、されどホールド感が強い。そんな感覚です。
自分は「柔らかさこそが全て!」という人なのですが、
ある程度のホールド感を求める方には丁度いいぐらいの座席なのかも知れません。

もっとも、座り心地について云々言ったところで今のところは所詮十数分の乗車です。
(8連化されて複々線を 急 行  樟 葉 等で快走されたら話は別ですが…)


~ その他車内散策 ~

臨時列車が宇治に到着した後、中之島では撮影できなかった様々な箇所を撮影してみました。


▲弱視者用の橙色ステッカーが目立ちますね。いや、目立たなかったら意味ないか。

「引き込まれにご注意」という注意書きが高い所・低い所にあり、
低い所にある注意書きはひらがな表記となっています。考えられていますね。

コスト削減の象徴とも言える扉取っ手の省略は行われていません。
また、LCDは1画面。広告画面を展開する意欲はさらさらないようです。

個人的には、一般車の割に扉部の広告ステッカーがないのが気になりましたが、
そこは宇治・伏見キャンペーンの対象編成だからということなのでしょうか。
第2編成の登場を待つことにするよりほかはなさそうです。


▲優先座席部はピクトグラムの関係で通常席とデザイン処理が微妙に違います。

13000系のプレスリリースが出た頃というのは、座席デザインを従来一般車ベースで考えており、
イメージ画で一般座席部と優先座席部のデザインが異なることに違和感を覚えていました。
なるほど、こういうことだったんですね…。

しかし、9000系のような座席ごとに円弧が描かれるデザインにならなかったのは何故でしょう?


▲「あるもの」がない車番ステッカー。皆様はお気づきでしょうか?

実は号車表記がないんです。LCD上には表示されますが文字が小さく至極不便。
どうにかならないものかと思案したその瞬間、号車表記がない理由が分かりました。

13000系は2編成連結しての8連での運用が想定されています。
大阪方に奇数編成、京都方に偶数編成という塩梅です。
この車両は奇数編成、すなわち大阪方への連結が想定されます。
一方で、京阪の号車番号の付番は京都方から。
つまるところ、4連時と8連時とで両数が変わってしまうのが原因なのです。

…という理由があるかどうかは定かではありません。
単に京阪の「号車」への概念が曖昧(実際公式案内類で殆ど見かけない)なのかも知れません。


▲少なくともワンマン運転する気は満々。あ、ダジャレではないですよ?(笑)

これが交野線との共通運用の兆しなのか宇治線ワンマン化の兆しなのかはわかりませんが、
何か動きがあるとすれば来年に控えたダイヤ改定か新型ATS導入のどちらかでしょうか。
自動放送装置もあるとのことなので今後の展開に注目です。


今回は短めですがこの辺で。次回は宇治駅イベント+淀回送+出町柳までをお送りできたら。
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