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お久しぶりです、Keihan7203Fです。
諸般の事情(=多忙)につき長らくブログ記事を更新しておりませんでしたが、
本日より順次執筆を再開して参ります。よろしくお願いします。
(尚、当分の間は執筆頻度が低くなりますがご了承くださいませ)

さて、今回は昨日都営バスで出かけて来たというお話でもしようかと思います。
特に何か目的があって行動した訳ではないので、ダラダラした記事になるかと思いますが…。

 

~ バスロケ実施中![池86]とゆかいな仲間たち ~


まずは目的もなく、渋谷から池86で新宿伊勢丹まで北上。


▲担当は3系統しか所管していない早稲田営業所。本数もそこそこあります。@新宿伊勢丹

月に1度は乗るような路線なので特に目新しいものはなかったのですが、
気になったのは本ブログでも紹介した「新型バスロケ」がこの系統でも採用されていたこと。
都01の贔屓をしている自分としては癪でした…とかそういう話じゃなくて。


▲同じ早稲田営業所担当の早77でも新型バスロケが採用されている模様。@新宿駅西口

[都01]との違いとしては、1系統に1行分のLEDしか割り当てないことが挙げられます。
[都01][深夜01]では、「新橋駅前ゆき」「赤坂アークヒルズゆき」「六本木ヒルズゆき」
「南青山七丁目・溜池・新橋駅北口ゆき(本数少枠)」が別々に表示されるのですが、
[池86]では「池袋駅東口ゆき」「早稲田ゆき(入庫)」
「新宿車庫前ゆき(渋88:渋谷駅~新橋駅の入庫)」が1行で処理される形になっているのです。

これらの行先、入庫便は本数が少ないとはいえ誤乗すると結構厄介なだけに、
対策はしなくていいのかな?と少し心配になってしまいました。

 

~ 車いす固定の「解」を求めて ~


新宿伊勢丹停留所から歩いてすぐ、靖国通りにあるのが新宿五丁目停留所。
ここから、バスターミナルとなっている新宿駅西口までバスに乗ることにしました。
(距離は短いのですが、かなりの確率で迷うのではと思ったもので…)

やって来たのは[早77](新宿駅西口~早稲田)。立ち客が出る程度の乗車率でした。
が、そんなことより驚いたのが車内の座席。明らかに一般の座席と違うのです。


▲車いす固定用座席のところに謎の板…なかなか不格好ではあります(笑)

これ、車いすの後ろ向き固定の試験のようで、車外にそのような表記がありました。


▲車いすの乗客は中扉から乗るのが基本ですから、ここに表示されるのも納得ですね。

てっきり後ろ向きにしか固定できないものかと思ったのですが、
車内の張り紙を見る限り従来通り前向きにも固定できるようです。これは意外。


▲お手製感ある張り紙、自分は嫌いではありませんが如何でしょう?

では、本題。何故こんな実験をわざわざやるのか、後ろ向き固定の特徴を考えてみます。

メリットとしては、車いすの対応時間の短縮が考えられます。
前向き固定では床の3箇所のフックでベルトを固定しなければなりませんでしたが、
後ろ向き固定では(図を見る限りでは)手すりでの1点固定のみ。
乗務員の負担軽減と遅延防止につながり、私たち一般客も恩恵を受けられると言えます。

一方のデメリットは何でしょうか?
まずは着席定員の減少です。背当て板の設置のために、座席が1席分犠牲になっています。
また、車いすの固定できる台数も2台から1台に減少してしまっています。
(この点については、試験車故にということも考えられますが…)

他にも、見た目の不格好さだけではなく、
そもそも車いす利用者が後ろ向き固定を希望しないことも考えられます。

日本人は進行方向と逆向きに座るのが(世界的に見ると)嫌いで、
そのために鉄道では進行方向に座れる「転換クロスシート」という座席ができました。
(関東で殆どこの座席を見かけないのは、混雑率が関西圏・中京圏より高いためです)

P1010518.JPG
▲京阪3000系で導入されている転換クロスシート。@中之島

バスでも、ノンステップバス黎明期にお見合いの座席が採用されましたが、
日本人の好みには合わないのか、その後の新造車では採用をとりやめています。

これらのことを考えれば、車いすの利用客も後ろ向きをわざわざ希望するか…。
個人的にはその答えは「ノー」なのでは、と思っています。

尚、「視線が合うのが気になる」という点については既に対策が施されており、
後ろ向き固定の後部にある座席には仕切り板が設置されていました。


▲車外がら撮影したので反射が酷いですがご容赦ください…。@新宿駅西口

さて、この車いすの実験、興味があるのはどれだけのデータが蓄積されるのかです。
実験しているのがこの車1台のみだとすれば、データ収集に相当な年月を要することでしょう。
自分としては、営業所単位で取り組むべき実験では…という気もするのですが、
改造工事にかかる費用を考えるとそう簡単なことではないのかも知れません。

 

~ ダイヤ改正で減便される[宿91]駒沢陸橋ゆき ~


新宿駅西口のバスターミナルには、様々な系統の都営バスが集結します。
23区内の都営バスで最長路線となる王78(新宿駅西口~王子駅)もその1つですが、
今回は宿91 (新宿駅西口~新代田駅~駒沢陸橋)が2本来てくれました。



▲減便対象の駒沢陸橋ゆき。確かに新代田以南の利用客はイマイチ。@新宿駅西口



▲本線から1区間だけ離脱。品97(新宿駅西口~品川駅)の入庫も担当。@新宿駅西口

この系統、元々は大森方面まで延びていた東急バスとの共管系統だったのですが、
現在は新代田で分割して新代田~大森が東急バス[森91]となっています。
[森91]側も車両が中型・近年減便気味ということで、苦戦しているのかも知れません。


ということで、短いですが今回はここまで。
次回は都庁・病院・最高裁を一気に駆け巡るお話です…「の前を」を付けるべきかな。

ではでは。

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