プロフィール
HN:
Keihan7203F
性別:
男性
職業:
高校生
趣味:
鉄道。路線バスにも興味あり。
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
お久しぶりです、もうすぐ13000系デビューから1ヶ月が経ちますね。
本シリーズもそれまでには完結したいのですがおそらく無理でしょう(涙)
PCの不調と格闘した挙句、HDDの買い替えを敢行したKeihan7203Fです。
ということで、中之島からの臨時列車について前回は取り上げましたので、
今回は主に車内で撮影した写真を交えながら私見を書いていこうと思います。
▲萌黄色のつり革。思いの外うざったくありません。
京阪13000系の内装デザインは基本的に3000系のそれが踏襲されています。
具体的には、墨色の扉、格子状のデザインとなっている床などがそれにあたります。
ただ、他方でコスト削減が図られている箇所も存在し、
特に座席周りに関してはかなりコストダウンの痕跡が伺えます(詳細は後述)。
この写真から伺えるのは3点。
まずはつり革。萌黄色は京阪の通勤車のシンボルカラーとも言える存在です。
色つきのつり革は(京阪では)3000系の濃紺・8000系の真紅に続いて3系列目。
規則的には濃緑のつり革となるところですが、軽快さを表現したかったのでしょうか。
続いて(わかりにくいですが)蛍光灯。カバーが存在しません。
カバーのない蛍光灯の採用は2006年の10000系2次車に続いて2例目です。
この間に新造された3000系がグラスファイバー製の蛍光灯カバーを採用していることから、
一般車の蛍光灯カバーは廃止・優等車の蛍光灯カバーは継続採用と言えそうです。
そしてラインデリア。3000系ではラインデリアまでもが黒かったので、
落ち着きのあった一方で重苦しい雰囲気もそれなりにはありました。
13000系では写真のように明るい色となっており軽快な雰囲気となっています。
総合して、コスト削減の一方で独自性のある軽快な雰囲気が出ているのではないでしょうか。
さて、恐らく13000系で一番コスト削減が図られたのが座席です。
▲袖仕切り板は明らかにJR東日本の通勤車でよく見かける形ですね。
袖仕切り板が大型化されたことによってもたれかかれるようになったのは大きいですが、
やはり化粧板の貼られたものとただの(?)プラスチックとでは心象が変わります。
関東にはないオリジナリティを関西私鉄に求める者としては残念ですが、
これも1つの流れと言わざるを得ないのでしょうね。
座席の方はというと、同時期に川崎重工業より出荷された車両と比較すると、
川重の標準品を用いているようです。従来のものより鋭角な印象がありますね。
座り心地はというと従来車よりは確実に硬い。されど、E231系のような不快さはありません。
途中までは柔らかさがある、されどホールド感が強い。そんな感覚です。
自分は「柔らかさこそが全て!」という人なのですが、
ある程度のホールド感を求める方には丁度いいぐらいの座席なのかも知れません。
もっとも、座り心地について云々言ったところで今のところは所詮十数分の乗車です。
(8連化されて複々線を 急 行 樟 葉 等で快走されたら話は別ですが…)
臨時列車が宇治に到着した後、中之島では撮影できなかった様々な箇所を撮影してみました。
▲弱視者用の橙色ステッカーが目立ちますね。いや、目立たなかったら意味ないか。
「引き込まれにご注意」という注意書きが高い所・低い所にあり、
低い所にある注意書きはひらがな表記となっています。考えられていますね。
コスト削減の象徴とも言える扉取っ手の省略は行われていません。
また、LCDは1画面。広告画面を展開する意欲はさらさらないようです。
個人的には、一般車の割に扉部の広告ステッカーがないのが気になりましたが、
そこは宇治・伏見キャンペーンの対象編成だからということなのでしょうか。
第2編成の登場を待つことにするよりほかはなさそうです。
▲優先座席部はピクトグラムの関係で通常席とデザイン処理が微妙に違います。
13000系のプレスリリースが出た頃というのは、座席デザインを従来一般車ベースで考えており、
イメージ画で一般座席部と優先座席部のデザインが異なることに違和感を覚えていました。
なるほど、こういうことだったんですね…。
しかし、9000系のような座席ごとに円弧が描かれるデザインにならなかったのは何故でしょう?
▲「あるもの」がない車番ステッカー。皆様はお気づきでしょうか?
実は号車表記がないんです。LCD上には表示されますが文字が小さく至極不便。
どうにかならないものかと思案したその瞬間、号車表記がない理由が分かりました。
13000系は2編成連結しての8連での運用が想定されています。
大阪方に奇数編成、京都方に偶数編成という塩梅です。
この車両は奇数編成、すなわち大阪方への連結が想定されます。
一方で、京阪の号車番号の付番は京都方から。
つまるところ、4連時と8連時とで両数が変わってしまうのが原因なのです。
…という理由があるかどうかは定かではありません。
単に京阪の「号車」への概念が曖昧(実際公式案内類で殆ど見かけない)なのかも知れません。
▲少なくともワンマン運転する気は満々。あ、ダジャレではないですよ?(笑)
これが交野線との共通運用の兆しなのか宇治線ワンマン化の兆しなのかはわかりませんが、
何か動きがあるとすれば来年に控えたダイヤ改定か新型ATS導入のどちらかでしょうか。
自動放送装置もあるとのことなので今後の展開に注目です。
今回は短めですがこの辺で。次回は宇治駅イベント+淀回送+出町柳までをお送りできたら。
本シリーズもそれまでには完結したいのですがおそらく無理でしょう(涙)
PCの不調と格闘した挙句、HDDの買い替えを敢行したKeihan7203Fです。
ということで、中之島からの臨時列車について前回は取り上げましたので、
今回は主に車内で撮影した写真を交えながら私見を書いていこうと思います。
~ コスト削減の中で発揮される独自性 ~
▲萌黄色のつり革。思いの外うざったくありません。
京阪13000系の内装デザインは基本的に3000系のそれが踏襲されています。
具体的には、墨色の扉、格子状のデザインとなっている床などがそれにあたります。
ただ、他方でコスト削減が図られている箇所も存在し、
特に座席周りに関してはかなりコストダウンの痕跡が伺えます(詳細は後述)。
この写真から伺えるのは3点。
まずはつり革。萌黄色は京阪の通勤車のシンボルカラーとも言える存在です。
色つきのつり革は(京阪では)3000系の濃紺・8000系の真紅に続いて3系列目。
規則的には濃緑のつり革となるところですが、軽快さを表現したかったのでしょうか。
続いて(わかりにくいですが)蛍光灯。カバーが存在しません。
カバーのない蛍光灯の採用は2006年の10000系2次車に続いて2例目です。
この間に新造された3000系がグラスファイバー製の蛍光灯カバーを採用していることから、
一般車の蛍光灯カバーは廃止・優等車の蛍光灯カバーは継続採用と言えそうです。
そしてラインデリア。3000系ではラインデリアまでもが黒かったので、
落ち着きのあった一方で重苦しい雰囲気もそれなりにはありました。
13000系では写真のように明るい色となっており軽快な雰囲気となっています。
総合して、コスト削減の一方で独自性のある軽快な雰囲気が出ているのではないでしょうか。
~ コストダウンの顕著な座席 ~
さて、恐らく13000系で一番コスト削減が図られたのが座席です。
▲袖仕切り板は明らかにJR東日本の通勤車でよく見かける形ですね。
袖仕切り板が大型化されたことによってもたれかかれるようになったのは大きいですが、
やはり化粧板の貼られたものとただの(?)プラスチックとでは心象が変わります。
関東にはないオリジナリティを関西私鉄に求める者としては残念ですが、
これも1つの流れと言わざるを得ないのでしょうね。
座席の方はというと、同時期に川崎重工業より出荷された車両と比較すると、
川重の標準品を用いているようです。従来のものより鋭角な印象がありますね。
座り心地はというと従来車よりは確実に硬い。されど、E231系のような不快さはありません。
途中までは柔らかさがある、されどホールド感が強い。そんな感覚です。
自分は「柔らかさこそが全て!」という人なのですが、
ある程度のホールド感を求める方には丁度いいぐらいの座席なのかも知れません。
もっとも、座り心地について云々言ったところで今のところは所詮十数分の乗車です。
(8連化されて複々線を 急 行 樟 葉 等で快走されたら話は別ですが…)
~ その他車内散策 ~
臨時列車が宇治に到着した後、中之島では撮影できなかった様々な箇所を撮影してみました。
▲弱視者用の橙色ステッカーが目立ちますね。いや、目立たなかったら意味ないか。
「引き込まれにご注意」という注意書きが高い所・低い所にあり、
低い所にある注意書きはひらがな表記となっています。考えられていますね。
コスト削減の象徴とも言える扉取っ手の省略は行われていません。
また、LCDは1画面。広告画面を展開する意欲はさらさらないようです。
個人的には、一般車の割に扉部の広告ステッカーがないのが気になりましたが、
そこは宇治・伏見キャンペーンの対象編成だからということなのでしょうか。
第2編成の登場を待つことにするよりほかはなさそうです。
▲優先座席部はピクトグラムの関係で通常席とデザイン処理が微妙に違います。
13000系のプレスリリースが出た頃というのは、座席デザインを従来一般車ベースで考えており、
イメージ画で一般座席部と優先座席部のデザインが異なることに違和感を覚えていました。
なるほど、こういうことだったんですね…。
しかし、9000系のような座席ごとに円弧が描かれるデザインにならなかったのは何故でしょう?
▲「あるもの」がない車番ステッカー。皆様はお気づきでしょうか?
実は号車表記がないんです。LCD上には表示されますが文字が小さく至極不便。
どうにかならないものかと思案したその瞬間、号車表記がない理由が分かりました。
13000系は2編成連結しての8連での運用が想定されています。
大阪方に奇数編成、京都方に偶数編成という塩梅です。
この車両は奇数編成、すなわち大阪方への連結が想定されます。
一方で、京阪の号車番号の付番は京都方から。
つまるところ、4連時と8連時とで両数が変わってしまうのが原因なのです。
…という理由があるかどうかは定かではありません。
単に京阪の「号車」への概念が曖昧(実際公式案内類で殆ど見かけない)なのかも知れません。
▲少なくともワンマン運転する気は満々。あ、ダジャレではないですよ?(笑)
これが交野線との共通運用の兆しなのか宇治線ワンマン化の兆しなのかはわかりませんが、
何か動きがあるとすれば来年に控えたダイヤ改定か新型ATS導入のどちらかでしょうか。
自動放送装置もあるとのことなので今後の展開に注目です。
今回は短めですがこの辺で。次回は宇治駅イベント+淀回送+出町柳までをお送りできたら。
PR
この記事にコメントする