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Keihan7203F
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鉄道。路線バスにも興味あり。
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一昨日になりますが、京阪の公式HPを見ていると驚きの報道発表が。
京阪の 特 急 は、2000年まで大阪・京橋~京都・七条間ノンストップ運転でした。
ところが2000年、京都市内の中書島・丹波橋両駅に特急を終日停車。
一応京都市内なので「京阪間ノンストップ」と言えないことはないですが、
この時点で「京阪間ノンストップは廃れた」とする見方もあります。
更に2003年には、特急を枚方市・樟葉に追加停車。
従来の特急は K特急 という種別になり、朝夕のみの運転になりました。
「日中の京阪間ノンストップは廃れた」というのは確実です。
2008年にはK特急は快速特急になり、夕ラッシュ京都方面のみの運転に縮小。
それでも見方によっては「京阪間ノンストップは存在した」と言えたのですが…。
2011年5月28日、快速特急廃止。
このとき、いかなる解釈でも「ノンストップ京阪特急」はなくなったのです…。
▲現在の京阪電車路線図(クリックで拡大)。
そんな中でこれは鉄道ファンにとってまさに"朗報"。
ですが、これにあたっては幾つか考察が必要なようです。
①「対岸の火事」ではない阪急・京とれいん
京阪電車では、以前より春休み・GW・紅葉シーズンに合わせた臨時特急が運転されており、
「さくらエクスプレス」「わかばエクスプレス」「もみじエクスプレス」の愛称がありました。
停車駅は現行の特急と同じ(但し中之島発着)で、京都方面2本・大阪方面1本の構成。
車両は(中之島線開業以降は)3000系(往路のみ)・一般8連(往路・復路)が担当。
▲「一般8連」とは、ロングシート車の8両編成。混雑に対応した運用と言えたでしょう。
▲転換クロスシートを備えた3000系。混雑と快適性の両立に貢献していました。
こうした状況が一変したのは2011年5月の「わかばエクスプレス」から。
阪急電車が専用車両「京とれいん」によるノンストップ特急( 快速特急 )の運行を開始。
これが土休日毎日運行という大盤振る舞いなもので、車両も全席クロスシート。
阪急電車は、京阪電車から見ると淀川を挟んで向かい側を走っているのですが、
言葉通りの「対岸の火事」…とはならず、京阪電車は臨時特急のサービス向上に取り組みます。
・中之島発着から地下鉄への乗り換えが便利な淀屋橋発着への変更
・車両のグレードアップ(2階建車両連結の8000系に変更)
・混雑緩和の為に枚方市・樟葉を通過する快速特急に変更
(・復路の運行とりやめ)
▲座席数が京阪電車で最も多い8000系。特急用車両だけあって快適性はは随一です。
そしてこの体制が今年の「もみじエクスプレス」まで続くかと思った矢先の報道発表。
どうやら快速特急にしたところで立たされる乗客が発生してしまったそうです。
それに完全な「京阪間ノンストップ」は、鉄道ファンの話題も集めることができ、一石二鳥。
こうした事情から、今回の報道発表に至ったものと僕は推測します。
しかし、この臨時特急、改善すべき点もあります。それは次回取り上げてみましょう。
ではでは。
京阪の 特 急 は、2000年まで大阪・京橋~京都・七条間ノンストップ運転でした。
ところが2000年、京都市内の中書島・丹波橋両駅に特急を終日停車。
一応京都市内なので「京阪間ノンストップ」と言えないことはないですが、
この時点で「京阪間ノンストップは廃れた」とする見方もあります。
更に2003年には、特急を枚方市・樟葉に追加停車。
従来の特急は K特急 という種別になり、朝夕のみの運転になりました。
「日中の京阪間ノンストップは廃れた」というのは確実です。
2008年にはK特急は快速特急になり、夕ラッシュ京都方面のみの運転に縮小。
それでも見方によっては「京阪間ノンストップは存在した」と言えたのですが…。
2011年5月28日、快速特急廃止。
このとき、いかなる解釈でも「ノンストップ京阪特急」はなくなったのです…。
▲現在の京阪電車路線図(クリックで拡大)。
そんな中でこれは鉄道ファンにとってまさに"朗報"。
ですが、これにあたっては幾つか考察が必要なようです。
①「対岸の火事」ではない阪急・京とれいん
京阪電車では、以前より春休み・GW・紅葉シーズンに合わせた臨時特急が運転されており、
「さくらエクスプレス」「わかばエクスプレス」「もみじエクスプレス」の愛称がありました。
停車駅は現行の特急と同じ(但し中之島発着)で、京都方面2本・大阪方面1本の構成。
車両は(中之島線開業以降は)3000系(往路のみ)・一般8連(往路・復路)が担当。
▲「一般8連」とは、ロングシート車の8両編成。混雑に対応した運用と言えたでしょう。
▲転換クロスシートを備えた3000系。混雑と快適性の両立に貢献していました。
こうした状況が一変したのは2011年5月の「わかばエクスプレス」から。
阪急電車が専用車両「京とれいん」によるノンストップ特急( 快速特急 )の運行を開始。
これが土休日毎日運行という大盤振る舞いなもので、車両も全席クロスシート。
阪急電車は、京阪電車から見ると淀川を挟んで向かい側を走っているのですが、
言葉通りの「対岸の火事」…とはならず、京阪電車は臨時特急のサービス向上に取り組みます。
・中之島発着から地下鉄への乗り換えが便利な淀屋橋発着への変更
・車両のグレードアップ(2階建車両連結の8000系に変更)
・混雑緩和の為に枚方市・樟葉を通過する快速特急に変更
(・復路の運行とりやめ)
▲座席数が京阪電車で最も多い8000系。特急用車両だけあって快適性はは随一です。
そしてこの体制が今年の「もみじエクスプレス」まで続くかと思った矢先の報道発表。
どうやら快速特急にしたところで立たされる乗客が発生してしまったそうです。
それに完全な「京阪間ノンストップ」は、鉄道ファンの話題も集めることができ、一石二鳥。
こうした事情から、今回の報道発表に至ったものと僕は推測します。
しかし、この臨時特急、改善すべき点もあります。それは次回取り上げてみましょう。
ではでは。
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