忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

参考記事(「東京を 縦横無尽に 駆け巡る」シリーズ):・②[本記事]

前回のあらすじ:「東京メトロ全終点を巡る」という恐ろしいことを思いついた一行は大手町を降り立ち…。


~ 最初の目的地は地下鉄らしからぬ「あの駅」 ~

「目的地はiPod Touchの乱数発生アプリで決まる」ところにミソのある今回の企画。
001~019の数字に対して、「銀座線A線・B線・丸ノ内線A線・…・副都心線B線・方南町」を割り振ります。
(A線・B線は東京メトロ独自の呼称で、一般的な鉄道路線で言うところの上り・下りにあたります)

最初に出てきた数字は010。
割り振りのルールに不慣れな中、「千代田線の…B線は…」と導かれた目的地は…。

目的地①: 北 綾 瀬 (千代田線B線終点駅・C-20)
大手町→千代田線→綾瀬→千代田線→北綾瀬

「ちょっと遠いけど、千代田線で乗り換え1回!楽勝!」とノリノリな一行。
とても地下鉄とは思えない郊外感漂う北綾瀬支線に乗り換えて揺られること約30分…。
(実際問題、綾瀬~北綾瀬間は地下を通らないので地下鉄とは言えないのかも知れません)

P1150681.JPG
▲北綾瀬に到着。見た目はどう考えても郊外にある高架駅。

小田急線~代々木上原~綾瀬~JR線という千代田線の運行系統の中で、
綾瀬からちょっとはみ出したように細々と運行される北綾瀬支線。
車庫に車両を出し入れするための線路に駅を置いて欲しいという地元の要望により、
北綾瀬駅と共に開業したようです。山陽新幹線の博多から延びる博多南線と似た状況でしょうか。

P1150683.JPG
▲当然、奥には車庫があります。綾瀬から回送されてきた千代田線6000系。

写真のように、基本的に車両は1つしかないホームから見て奥の線路で回送されます。

…1つしかないホーム?と首を傾げられた方もいらっしゃるかも知れません。
実は北綾瀬にはホームが1つしかなく、従って番線案内もないのです。
接近放送も至ってシンプルで、「まもなく綾瀬ゆきが参ります」という、ただそれだけ。
恐らくこの点では東京メトロ唯一の駅なのではないでしょうか。

東京メトロ唯一の0番線から発車して、東京メトロ唯一の番号のないホームに到着する。
そういう意味でも、かなり特殊な路線と言えそうです。


~ 営団が 色濃く残る 線路間 ~

折り返し列車を待つまでの間、僕の目に思わず留まったのがこれ。

P1150687.JPG
▲朽ちかけている看板類。ただそれだけ、のように見えますが…。

左の「◯◯◯」は、東京メトロを利用されている方なら見たことがあるかも知れませんね。
そう、乗車位置案内です。ラインカラーを円環で表すデザインをうまく採り込んでいます。
(もっとも、ホームドアの設置された現在ではその役目はありませんが…)

これらの看板類、実は東京メトロの前身である営団地下鉄時代の看板。
採用されているフォント「ゴシック4550」は営団のために作られたフォントです。
幼少期によく日比谷線に乗っていた自分としてはこのフォント、そして「営団」という響きに、
どこだかノスタルジックな雰囲気を感じてしまうものがありまして…。

因みに現在東京メトロが日本語用に採用しているフォントは「新ゴ」というもの。
そのデザイン性の高さから、多くの大手鉄道事業者のサイン類で採用されています。

P1150142.JPG
▲その一例。英字には「Frutiger」というフォントが使われており、こちらも有名です。

そんな感傷に浸っていた僕の横で、
「どうでもいいじゃん」と言わんばかりの冷たい目線を向けていた後輩なのでした。


次回予告:神は我々の味方だった!一行は驚くべき効率で終点駅をどんどん回る…!
PR
このブログでは随分お久しぶりとなってしまいました、Keihan7203Fです。

ブログの更新をしない間に、(私事ではありますが)文化祭を経て色々な経験を積み、
引っ越して毎日の通学手段が都営バスから銀座線・東西線に変わり…。
そうした様々な変化や怠慢等が重なり、ブログの更新ができない状況でおりました。

しかし、今一度「まとまった"残る"文章を発信することの価値」を考え、
またご期待をしてくださっている方もいらっしゃるとのことから、
低頻度ながら(多忙期は月1程度)ブログ執筆を再開しようと思います。
どうぞよろしくお願い致します。



さて、今回は後輩の思いつきで始まったある企画のお話。


~ 事の発端は… ~

東京メトロの一日乗車券
通常は大人710円ですが、年内までに利用するのであれば600円で購入できます

P1150675.JPG
▲愛嬌はありながらも、一日太郎といういい加減さを極めたようなネーミングセンス。

その条件は、

  • 東京メトロ定期券うりばで購入する(中野・西船橋・副都心線渋谷は除く)
  • 購入時、冊子になっているアンケートに答える(約5分ほど)
  • 大人用のみの発売(小児用はない)
  • 有効期限は年内(12/31)まで

というもの。アンケートだけで110円浮くのですからオトクなものですね。
(何故か公式HPでは一切宣伝していないモノ。日頃の利用客重視ということなのでしょうか)

で、「これを使って何か面白いことがしたい」と言い出した後輩クン。そして…。


~ 東京メトロの全終点を制覇する! ~

という恐ろしい企画ができてしまったのであります。ルールはこんな感じ。

  • 大手町から、東京メトロ9路線の終点駅に出来る限り行く
  • 行先は(9路線×2+方南町=)19通りの中から乱数発生アプリにより決定
  • 東京メトロ以外の交通手段の利用は禁止
  • 移動中に別の終点駅を通る場合、そこで下車すれば行ったこととする
  • 複数路線の終点駅(渋谷・和光市)は1回だけ行けばよい

「面白そう」と思われた物好きな方は是非チャレンジしてみてください。
はっきり言います。心身ともに蝕まれる消耗戦です。

午前10時。2人の挑戦者は、その恐ろしさを何も知らずに大手町を降り立ったのです…。


次回予告:最初の目的地は、営団臭の色濃く残る"あの"辺境の地!
またしてもブログの更新を放置しかけたKeihan7203Fです。
夏休みに入り、案の定無気力症候群?になってしまいまして…生活のメリハリって大事ですけどね。

さて、Twitterでお知らせの通りKeihan7203Fは8/9より大阪遠征に行ってまいります。
(正確には8/8の夜行バスで大阪へ、8/11には富山へ、そして急行「きたぐに」で新潟へ帰省)
ということで、この連載も早いところ完結せねばなりません。テキパキ進めましょう。


~ 空港見学 ~

空港第2ビルに着いた一行は空港見学をするべく成田空港へ。
すると待ち構えていたのは手荷物検査、「身分証のご呈示をお願いします」と言われたのですが…。

学生証を持っていなかったのです。

これは入場を拒否されても仕方ない、そう思ったら…。

あちらのお客様のお連れ様でいらっしゃいますよね?では大丈夫です

とかいう極めてテキトーな扱いをされ、成田空港に入ることができてしまいました。
ありがたいと思いつつも、警戒体制に若干の不安を抱いてしまったのでありました。

早速展望台(?)に向かいますと、沢山の飛行機…の傍らにいたのは。

P1120650.JPG
▲エアポートリムジン(?)の路線車は初めて見たので若干興奮。@成田空港

空港を連絡する新交通システムも高頻度運行でなかなかの見ものでしたが、
個人的にはエアロスターで揃っているバスの方に目が釘付けになってしまいました。
(1台だけ、明らかに導入時期が違っていそうなバスが見られますが…現役なのでしょうか)

見た感じ、ノンステップバスではないんですね。
まっ平らな空港敷地内ならバリアフリーの一環としいてあってもよさそうなものですが。


~ 東成田へ徒歩連絡! ~

空港見学をひと通り終えた一行はいざ、かつての成田空港の玄関駅であった東成田駅へ。
連絡通路は空港第2ビル駅の出口改札を抜けた先に設けられています。

P1120664.JPG
▲「管理ビル・貨物地区方面」という表示、いきなり低くなる天井…怪しさ満点ですね。

早速中に入りますと、幸か不幸か通路の利用者は我々だけ。
殆ど人通りがない、それがこの連絡通路の本来の姿なのでしょうか。

最早通路というよりトンネルですが、中にはこんなブツが沢山。

P1120671.JPGP1120670.JPG
▲PRするのは結構ですが、明らかに放置臭が漂いますし第一誰が見るんだか…(汗)

他にも色々なポスターがあります。
なかなか見ていて面白く悲しいので、皆様も一度この連絡通路を使ってみては如何でしょうか?


~ お片づけはきちんとしましょう:空港編 ~

連絡通路を抜けると地下駅である東成田のコンコース(?)に着きます。
その光景は凄まじいものでしたが、ひとまずは地上へ。その光景もまた衝撃的なものでした。

P1120693.JPG
新東京国際空港…第4ゲート…(※勿論今はそのような役割はありません)。

こんな狭い門で空港の旅客を処理していたとは今から考えると到底信じられませんが、
とりあえず写真左側にあった締め切られていない扉から中に入ることに。

P1120695.JPG
▲何故かこのようなスペースが。掲示板を撤去した跡がまぁ露骨なこと。

因みにここもかなり狭いです。とても日本の玄関なんて言えたものではありません。
(それだけかつては羽田主体だったということなのでしょうかね…?)
どうでもいいですが、非常に古びた冷水機も設置されており驚くべきことにきちんと動きます

裏の方にあった荷物置き場らしき場所は更に凄いことになっていました。

P1120702.JPGP1120704.JPG
▲「空港反対集会」って…時代を感じます。

時代を感じるとはいえども平成のお話。
「検問にご協力ありがとうございました。」のフォントもさほど昔のものではない気がします。
(フォント名等は無知なのでよく分からないのですが…どなたかご教示頂ければ幸いです)

因みに公団とデカデカと書かれておりますが、個人的には公団には時代を感じないもので、
未だに北総線の一部は住宅・都市整備公団が線路を保有していると思っていますし、
営団地下鉄は永久に不滅だとおも思っています。要は時代遅れなんですね(問題発言)。
(「営団」という言葉は最早戦時中の意味合いはすっかり消えて地下鉄の代名詞と化していますが)

…というように、昔の様子がそのまま残されている東成田界隈。
小学校の先生に言わせれば「お片づけはきちんとしましょう」というところなのでしょうが、
お片づけがいい加減な結果寧ろ面白さを現在まで残してくれています。


~ お片づけはきちんとしましょう:京成編 ~

P1120711.JPG
▲検問所とは物々しいですが、蜘蛛の巣がかかっていますしもう完全に過去のもの…。

東成田駅の入口は両側にエスカレーター+中央に階段という構成になっていますが、
エスカレーターは稼働していません。勿論昨今の電力事情による節電ではありません
「節電中」等という張り紙がないのが何よりの証拠、メンテナンスもほったらかしの印象があります。

P1120712.JPG
▲ほったらかしといえばこちらもお見逃しなく、・住友林業の広告枠です。

この動かないエスカレーター、慣れのせいなのか乗り降りの際に違和感を感じますね。
寧ろエスカレーターを知らない人の方が歩くのが上手そうです。
このような経験は節電中のビックサイトの動く歩道を歩いて以来でしょうか。

この駅のほったらかしぶりはこんなものではありません。極めつけはこちら。

P1120678.JPGP1120723.JPG
▲完全に初代スカイライナーのデザイン意匠の施された元・改札と元・喫茶店…。

実は東成田駅のコンコースは半分以上が塀で囲まれているのですが、
その向かい側は完全に廃墟、荷物置き場と化しているのです。
立つ鳥跡を濁さずという文化はどこへやら…(でもそれが逆に嬉しかったりもする)。

そして恐らく何より悲しいのがこれですね。

P1120682.JPG
▲物悲しく東成田駅コンコースに飾ってあります。かつては玄関口だったことが嫌でも伝わります。

右側にこの作品の説明があるのですが、
見事に「成田空港駅」「玄関として」といった言葉が連なっています。
成田空港にこの作品ごと移せなかったのでしょうか…作品を作った方はどう感じるんでしょうかね。


今回はここまで、次回は東成田駅構内・芝山千代田編をお送りして完結させようと思います。

カレンダー
03 2017/04 05
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新コメント
[05/04 の猪井TK66th]
[12/21 の猪井]
[10/31 n]
[08/18 あび宇治線プロ]
[05/21 桑野]
Twitter
Copyright © 2008 Keihan7203Fの独り言。 All rights reserved.
忍者ブログ [PR]
Template by SOLID DAYS