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Keihan7203F
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都営バス10系統巡り①・都営バス10系統巡り②の続きでございます。
(行程表等の全体概要は①をご覧ください)
西巣鴨の[草63]の停留所に着くと、早速巣鴨営業所の個性を垣間見ることができました。
(②の記事に、早稲田営業所担当・[池86]の時刻表写真を掲載しておりますので参考までに)
▲枠組みこそ同じものの、色遣い・フォントの違いには一瞬ビビってしまいました…。@西巣鴨
個人的には嫌いなフォントなのですが、文字が太い・大きいというのは、
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地域独特の配慮と言えるのかも知れません。
「「年末・年始」「お彼岸」「浅草での祭事」にて大幅なダイヤの乱れを伴います」という案内も、
その路線独特の事情が見えてくる面白い観察ポイントですね。
([反96]は、クリスマスの時期になると六本木けやき坂でのイルミネーションで遅延が生じますね)
▲運転台側についているのはあの「てづくり局番」?@西巣鴨
初回提示編・再検証編・新展開編の3回に渡って本ブログで取り上げた「てづくり局番」。
コメントにて、「渋谷営業所だけではなく巣鴨営業所にもある」と教えて頂いたのですが、
見たのはこれが初めて。渋谷営業所のそれとは紙の掲出方法が違いますね。
(以下の比較は見た目による所感なので、実際の掲出方法とは異なるかも知れません)
・渋谷営業所:A4ぐらいの紙にラミネート加工orクリアファイルに入れて運転台前に置く
・巣鴨営業所:B5ぐらいの紙をそのまま運転台前に貼る
で、これを見る限り巣鴨営業所ではこの「てづくり局番」に本気なようにも思えるのですが、
運転窓右下部にシールによる局番表示が全営業所・支所で展開されており今後に注目ですね。
(あれ?でも、渋谷営業所に導入された最新のW代車にも「てづくり局番」があったような…?)
さて、巣鴨営業所のお年寄り向けの"思いやり"は、自動放送にも見られました。
渋谷営業所では、(僕の知る限り)渋谷駅発車時の放送以外ではこの類の放送は入りません。
・左に曲がりますので、ご注意ください。(東洋大学前→白山上)
・この先、急な下り坂がございます。お立ちのお客様は、つり革・手すりにおつかまりください。
特に「左に曲がります」は秀逸。バス停発車から左折交差点まで距離があることを見込んで、
広告放送等を全て終えてから「左に曲がります」と案内が入るのです。
乗務員の方の接客も懇切丁寧、と判断できるほどの会話量はありませんでしたが、明るい感じ。
巣鴨営業所は総合的に好印象な営業所、と自分の中で位置づけられてよかったです。
荒川四丁目で乗り換えなのですが、これがまた曲者。
[草41][草63][草64]と、いずれも浅草方面に向かうバスが集結するのですが、
どの系統も経由地が異なる上、[草41]に至ってはのりばも違う場所にあるのです。
・[草41]鶯谷駅前・入谷鬼子母神・浅草公園六区経由 浅草寿町ゆき
・[草63]荒川区役所前・三ノ輪駅前・浅草公園六区経由 浅草寿町ゆき
・[草64]荒川区役所前・東武浅草駅前経由 浅草雷門ゆき
入谷鬼子母神は東京メトロ日比谷線・入谷駅、
浅草公園六区はなんとつくばエクスプレス・浅草駅への乗り換え案内が放送されます。
で、今回乗るのはそののりばが違う[草41]。「交差点を渡るだけ」なのですが…。
▲陸橋の下を渡らなければなりません。しかも不気味なほど人気がないのです(車は多い)。
もっと不思議なのは、人気がないのは本当にその交差点近辺だけで、
通りを出るとすぐ人気が戻ってくることです。これは気のせいかな、とも思いますが。
さりげなく、「のりかえ案内図」の左上に交番が書かれている辺り、迷うこと前提ですね(笑)
待つこと数分、バスが現れました。
▲中型バスによる運行。中型バスって、何気に数カ月ぶりの乗車かも…。@荒川四丁目
この系統の反対側の終点は他の都営バス系統に乗り換えられない盲腸線的な感じで、
その名を「足立梅田町」といいます。梅田というとどうしても大阪の方が連想されますね。
実際問題、両者の地名の由来は共に同じ「埋田」です。
大阪の方は、江戸時代以前は低湿地帯だった場所に泥土を埋め立て田畑地を開いたことから、
このように呼ばれたそうです。ところが後に、字面が悪いことから、
付近の綱敷天神社・露天神社にゆかりのあった梅から文字を借りて「梅田」となったそうな。
この「梅」は間違いなく成功でしょうね、「キタの埋田とミナミの難波」なんてしゃれになりません。
一方の足立の梅田は、元々海に面した河口付近の沿岸地帯だったようです(風土記より)。
そこに堆積物が広がったのを埋め立てて新田を開いたことから「埋田」に。
やはりこちらも字面の問題から、美化されて現在の「梅田」という表記になっています。
とすると、足立梅田町の近くにある梅島についても「島を埋めた?」と考えたくなるものですが、
梅島の地名の歴史は意外と浅く、明治22年の町村合併までしか遡りません。
梅田村・島根村等を合併したことから、両方の村の頭文字をとって「梅島」となったのです。
…と、ここまで都営バスと関係ない話でお茶を濁しているのはネタがないからです(笑)
いや、千住営業所の担う[草41]、乗務員さんに愛想も運転技術も感じられないものですから…。
(運転技術は、主に乗り心地的な意味で。大型車の右折・左折技術には全運転士に脱帽です)
次回は、終点・浅草寿町で見られた温かい光景(?)から話を始めてみます。ではでは。
(行程表等の全体概要は①をご覧ください)
草63 巣鴨駅経由 浅草寿町
西巣鴨の[草63]の停留所に着くと、早速巣鴨営業所の個性を垣間見ることができました。
(②の記事に、早稲田営業所担当・[池86]の時刻表写真を掲載しておりますので参考までに)
▲枠組みこそ同じものの、色遣い・フォントの違いには一瞬ビビってしまいました…。@西巣鴨
個人的には嫌いなフォントなのですが、文字が太い・大きいというのは、
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地域独特の配慮と言えるのかも知れません。
「「年末・年始」「お彼岸」「浅草での祭事」にて大幅なダイヤの乱れを伴います」という案内も、
その路線独特の事情が見えてくる面白い観察ポイントですね。
([反96]は、クリスマスの時期になると六本木けやき坂でのイルミネーションで遅延が生じますね)
▲運転台側についているのはあの「てづくり局番」?@西巣鴨
初回提示編・再検証編・新展開編の3回に渡って本ブログで取り上げた「てづくり局番」。
コメントにて、「渋谷営業所だけではなく巣鴨営業所にもある」と教えて頂いたのですが、
見たのはこれが初めて。渋谷営業所のそれとは紙の掲出方法が違いますね。
(以下の比較は見た目による所感なので、実際の掲出方法とは異なるかも知れません)
・渋谷営業所:A4ぐらいの紙にラミネート加工orクリアファイルに入れて運転台前に置く
・巣鴨営業所:B5ぐらいの紙をそのまま運転台前に貼る
で、これを見る限り巣鴨営業所ではこの「てづくり局番」に本気なようにも思えるのですが、
運転窓右下部にシールによる局番表示が全営業所・支所で展開されており今後に注目ですね。
(あれ?でも、渋谷営業所に導入された最新のW代車にも「てづくり局番」があったような…?)
さて、巣鴨営業所のお年寄り向けの"思いやり"は、自動放送にも見られました。
渋谷営業所では、(僕の知る限り)渋谷駅発車時の放送以外ではこの類の放送は入りません。
・左に曲がりますので、ご注意ください。(東洋大学前→白山上)
・この先、急な下り坂がございます。お立ちのお客様は、つり革・手すりにおつかまりください。
(千駄木一丁目→団子坂下)
特に「左に曲がります」は秀逸。バス停発車から左折交差点まで距離があることを見込んで、
広告放送等を全て終えてから「左に曲がります」と案内が入るのです。
乗務員の方の接客も懇切丁寧、と判断できるほどの会話量はありませんでしたが、明るい感じ。
巣鴨営業所は総合的に好印象な営業所、と自分の中で位置づけられてよかったです。
草41 浅草寿町
荒川四丁目で乗り換えなのですが、これがまた曲者。
[草41][草63][草64]と、いずれも浅草方面に向かうバスが集結するのですが、
どの系統も経由地が異なる上、[草41]に至ってはのりばも違う場所にあるのです。
・[草41]鶯谷駅前・入谷鬼子母神・浅草公園六区経由 浅草寿町ゆき
・[草63]荒川区役所前・三ノ輪駅前・浅草公園六区経由 浅草寿町ゆき
・[草64]荒川区役所前・東武浅草駅前経由 浅草雷門ゆき
入谷鬼子母神は東京メトロ日比谷線・入谷駅、
浅草公園六区はなんとつくばエクスプレス・浅草駅への乗り換え案内が放送されます。
で、今回乗るのはそののりばが違う[草41]。「交差点を渡るだけ」なのですが…。
▲陸橋の下を渡らなければなりません。しかも不気味なほど人気がないのです(車は多い)。
もっと不思議なのは、人気がないのは本当にその交差点近辺だけで、
通りを出るとすぐ人気が戻ってくることです。これは気のせいかな、とも思いますが。
さりげなく、「のりかえ案内図」の左上に交番が書かれている辺り、迷うこと前提ですね(笑)
待つこと数分、バスが現れました。
▲中型バスによる運行。中型バスって、何気に数カ月ぶりの乗車かも…。@荒川四丁目
この系統の反対側の終点は他の都営バス系統に乗り換えられない盲腸線的な感じで、
その名を「足立梅田町」といいます。梅田というとどうしても大阪の方が連想されますね。
実際問題、両者の地名の由来は共に同じ「埋田」です。
大阪の方は、江戸時代以前は低湿地帯だった場所に泥土を埋め立て田畑地を開いたことから、
このように呼ばれたそうです。ところが後に、字面が悪いことから、
付近の綱敷天神社・露天神社にゆかりのあった梅から文字を借りて「梅田」となったそうな。
この「梅」は間違いなく成功でしょうね、「キタの埋田とミナミの難波」なんてしゃれになりません。
一方の足立の梅田は、元々海に面した河口付近の沿岸地帯だったようです(風土記より)。
そこに堆積物が広がったのを埋め立てて新田を開いたことから「埋田」に。
やはりこちらも字面の問題から、美化されて現在の「梅田」という表記になっています。
とすると、足立梅田町の近くにある梅島についても「島を埋めた?」と考えたくなるものですが、
梅島の地名の歴史は意外と浅く、明治22年の町村合併までしか遡りません。
梅田村・島根村等を合併したことから、両方の村の頭文字をとって「梅島」となったのです。
…と、ここまで都営バスと関係ない話でお茶を濁しているのはネタがないからです(笑)
いや、千住営業所の担う[草41]、乗務員さんに愛想も運転技術も感じられないものですから…。
(運転技術は、主に乗り心地的な意味で。大型車の右折・左折技術には全運転士に脱帽です)
次回は、終点・浅草寿町で見られた温かい光景(?)から話を始めてみます。ではでは。
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都営バス10系統巡り①の続きです(行程概要は①をご確認ください)。
前回は小滝橋車庫ゆきのバスに乗ったという話で終わりましたね。
(どうでもいいですが、小滝橋の読みが「おたきばし」だと知ったのはつい最近。
それまでずっと「こたきばし」と読んでいました…。あぁ恥ずかしい)
「[池86]池袋駅東口ゆき」の文字を見て、思わずバスを飛び降りたらそこは「甘泉園公園前」。
降りる予定だった「高田馬場二丁目」より明らかに手前のバス停です。
この失敗に気づいたのは、バス停に書かれた「[池86]池袋駅東口ゆき」の文字の下に、
「[池86]渋谷駅東口ゆき(早朝のみ)」と書かれていたのを目撃したときでした。
通常、1つの系統で逆方向の行先のバスが同じ停留所を使用することは滅多にありませんよね…。
結論を言うと、早稲田車庫からの出庫便なんです。
高田馬場二丁目から明治通りを右折・左折して、池袋・渋谷両方向に向かい、後は往復運転。
本数も当然少なく、時刻表を見ても20分間隔以内には見えませんでした。
仕方ないので小滝橋車庫ゆきのバスの進路を見ながら高田馬場二丁目まで歩くことに。
早稲田大学が近いせいか、若い人を多くみかけたように思います。
あと、個人経営風の本屋が多かったのも目につきました。面白いですね。
▲通常の[池86]のバス停には、日中20分以内の本数が確保されています。@高田馬場二丁目
この時刻表を見ると、古いテンプレートの使い回しであることがよく分かります。
「※こちらの系統は、全車ノンステップバス等の車両にて運行いたします。」とあるのですが、
6時台の時刻欄を見ると時刻の上にはノンステップバスを示す「N」印が。
別にどうこう批判するような対象ではありませんが、面白い光景でした。
▲経由地が表示されていないのは、方向幕時代からの特徴です。@高田馬場二丁目
[池86]は、渋谷~池袋を概ね明治通り沿いに進んでいく系統で、
副都心線開業前は本数も今以上に多かったような気がします。
(都営バス資料館様によれば、本数は副都心線開業前と比べ半減されているとのこと)
それでも尚本数は十分に確保されており、乗車してみても(混雑率的に)納得です。
ただ、やはり課題はというと交通渋滞です。今まで乗ってきてストレスを感じたのは、
・表参道交差点付近
・渋谷駅西口→渋谷駅東口(ハチ公口~宮益坂下にかけて)
・池袋駅東口(終点)手前の右折待ち
といったところですね。これらだけではなく、慢性的な流れる程度の渋滞もありますが。
特に渋谷付近は凄まじく、渋谷駅西口→東口間が10分もかかった記憶があります。
(もはや、歩いた方が早いのは言うまでもありません)
幸い今回は、酷い渋滞に巻き込まれることもなく終点・池袋駅東口に到着できました。
「みんくるガイド」の上では[王40甲]と案内されているこの系統、LEDでは「甲」がありません。
因みに「甲」がついている系統には「乙」又は「丙」、或いはその両方の系統がある場合があり、
この系統の場合は王子駅から足立区の宮城地区を循環して王子駅に戻る形で、
[王40丙]が設定されています(本数は[王40]と比べると、特に日中において少ないようです)。
但し、最近このような関連系統を設定する場合には「折返」が用いられる傾向があり、
渋谷駅~六本木駅~溜池~新橋駅の[都01]に対して、渋谷駅~六本木ヒルズの[都01折返]、
(現在は廃止されましたが)渋谷駅~六本木駅~東京ミッドタウンの[都01折返]という感じです。
さて、そんな[王40]ですが、続行していた2本のうち後の便に乗車した為乗客は疎らでした。
ただ、1本目が到着する前の列の長さから推測するに結構利用率は高そうです。
(年末に西新井駅前から池袋駅東口まで乗り通した際は全区間で立ち客が多く見られました)
▲結露のせいで方向幕LEDが見づらくなっていますが、対策は施せないのでしょうか?@西巣鴨
池袋駅東口を出発して、最初のバス停はなんと「池袋駅東口(10番のりば)」。
最初、路線図を見たときも目が点になり気がかりだったところですが、
恐ろしいことに電光掲示板でも自動放送でもこの表現を用いているのです。
「次は、池袋駅東口、10番のりば、池袋駅東口、10番のりばでございます」というのはシュール…。
更に電光掲示板での英語案内も「Next Ikebukuro-Eki-Higashiguchi 10-ban Noriba」みたいに、
かなり強引なローマ字化がなされていて思わず爆笑してしまいそうになってしまいました。
さて、車内では前に6歳ぐらいの女の子とお爺ちゃんと思わしき方が座っていたのですが、
女の子が頻りに「ラッキー?ラッキー?」と、誰かに呼びかけているかのような声を出すのです。
ですが、お爺ちゃんもあまり諌める気配はなく、どうしたものかと思えば…。
一気に物語的な背景を思い描かせるような交わしているではありませんか!
死を受け入れられない子どもの成長、という中学受験での国語の文章の主題を思い出しました。
(といって、これが全然違う真相だったら大変申し訳ないのですが)
と、少し霊的(?)な展開のあったバスを西巣鴨で降り、(乗車時間的に)長期戦に移行します。
続きは次回ということで。ではでは。
前回は小滝橋車庫ゆきのバスに乗ったという話で終わりましたね。
(どうでもいいですが、小滝橋の読みが「おたきばし」だと知ったのはつい最近。
それまでずっと「こたきばし」と読んでいました…。あぁ恥ずかしい)
次は 甘泉園公園前
「[池86]池袋駅東口ゆき」の文字を見て、思わずバスを飛び降りたらそこは「甘泉園公園前」。
降りる予定だった「高田馬場二丁目」より明らかに手前のバス停です。
この失敗に気づいたのは、バス停に書かれた「[池86]池袋駅東口ゆき」の文字の下に、
「[池86]渋谷駅東口ゆき(早朝のみ)」と書かれていたのを目撃したときでした。
通常、1つの系統で逆方向の行先のバスが同じ停留所を使用することは滅多にありませんよね…。
結論を言うと、早稲田車庫からの出庫便なんです。
高田馬場二丁目から明治通りを右折・左折して、池袋・渋谷両方向に向かい、後は往復運転。
本数も当然少なく、時刻表を見ても20分間隔以内には見えませんでした。
仕方ないので小滝橋車庫ゆきのバスの進路を見ながら高田馬場二丁目まで歩くことに。
早稲田大学が近いせいか、若い人を多くみかけたように思います。
あと、個人経営風の本屋が多かったのも目につきました。面白いですね。
池86 池袋駅東口
▲通常の[池86]のバス停には、日中20分以内の本数が確保されています。@高田馬場二丁目
この時刻表を見ると、古いテンプレートの使い回しであることがよく分かります。
「※こちらの系統は、全車ノンステップバス等の車両にて運行いたします。」とあるのですが、
6時台の時刻欄を見ると時刻の上にはノンステップバスを示す「N」印が。
別にどうこう批判するような対象ではありませんが、面白い光景でした。
▲経由地が表示されていないのは、方向幕時代からの特徴です。@高田馬場二丁目
[池86]は、渋谷~池袋を概ね明治通り沿いに進んでいく系統で、
副都心線開業前は本数も今以上に多かったような気がします。
(都営バス資料館様によれば、本数は副都心線開業前と比べ半減されているとのこと)
それでも尚本数は十分に確保されており、乗車してみても(混雑率的に)納得です。
ただ、やはり課題はというと交通渋滞です。今まで乗ってきてストレスを感じたのは、
・表参道交差点付近
・渋谷駅西口→渋谷駅東口(ハチ公口~宮益坂下にかけて)
・池袋駅東口(終点)手前の右折待ち
といったところですね。これらだけではなく、慢性的な流れる程度の渋滞もありますが。
特に渋谷付近は凄まじく、渋谷駅西口→東口間が10分もかかった記憶があります。
(もはや、歩いた方が早いのは言うまでもありません)
幸い今回は、酷い渋滞に巻き込まれることもなく終点・池袋駅東口に到着できました。
王40 王子駅経由 西新井駅
「みんくるガイド」の上では[王40甲]と案内されているこの系統、LEDでは「甲」がありません。
因みに「甲」がついている系統には「乙」又は「丙」、或いはその両方の系統がある場合があり、
この系統の場合は王子駅から足立区の宮城地区を循環して王子駅に戻る形で、
[王40丙]が設定されています(本数は[王40]と比べると、特に日中において少ないようです)。
但し、最近このような関連系統を設定する場合には「折返」が用いられる傾向があり、
渋谷駅~六本木駅~溜池~新橋駅の[都01]に対して、渋谷駅~六本木ヒルズの[都01折返]、
(現在は廃止されましたが)渋谷駅~六本木駅~東京ミッドタウンの[都01折返]という感じです。
さて、そんな[王40]ですが、続行していた2本のうち後の便に乗車した為乗客は疎らでした。
ただ、1本目が到着する前の列の長さから推測するに結構利用率は高そうです。
(年末に西新井駅前から池袋駅東口まで乗り通した際は全区間で立ち客が多く見られました)
▲結露のせいで方向幕LEDが見づらくなっていますが、対策は施せないのでしょうか?@西巣鴨
池袋駅東口を出発して、最初のバス停はなんと「池袋駅東口(10番のりば)」。
最初、路線図を見たときも目が点になり気がかりだったところですが、
恐ろしいことに電光掲示板でも自動放送でもこの表現を用いているのです。
「次は、池袋駅東口、10番のりば、池袋駅東口、10番のりばでございます」というのはシュール…。
更に電光掲示板での英語案内も「Next Ikebukuro-Eki-Higashiguchi 10-ban Noriba」みたいに、
かなり強引なローマ字化がなされていて思わず爆笑してしまいそうになってしまいました。
さて、車内では前に6歳ぐらいの女の子とお爺ちゃんと思わしき方が座っていたのですが、
女の子が頻りに「ラッキー?ラッキー?」と、誰かに呼びかけているかのような声を出すのです。
ですが、お爺ちゃんもあまり諌める気配はなく、どうしたものかと思えば…。
「ラッキーはもういないんだから」
「でも、聞こえたよ」
一気に物語的な背景を思い描かせるような交わしているではありませんか!
死を受け入れられない子どもの成長、という中学受験での国語の文章の主題を思い出しました。
(といって、これが全然違う真相だったら大変申し訳ないのですが)
と、少し霊的(?)な展開のあったバスを西巣鴨で降り、(乗車時間的に)長期戦に移行します。
続きは次回ということで。ではでは。
こんにちは。ここ最近テンションが下り坂のKeihan7203Fです。
まぁなんやかんやで一番いけないのは僕自身の怠慢な態度なんですけどね…。
さて、都営バス好きを公言している僕ですが、知識はほぼ皆無に近い状態です。
それに、普段使う系統を担当する営業所・支所が品川・渋谷・杉並・港南ぐらいしかなく、
他の営業所・支所の車両の特徴を見てみたいなぁ、と思っていました。
そこで一昨日、学校ついでに都営バスを色々と乗り回す計画を立ててみたのです。
▲一応ですが簡易的な地図をどうぞ。
目白駅前
↓ 白61 新宿駅西口ゆき(練馬支所) … 日中運行間隔:10分以内
江戸川橋
↓ 飯64・上69 小滝橋車庫ゆき(小滝橋営業所) … 日中運行間隔:各10~20分
高田馬場二丁目
↓ 池86 池袋駅東口ゆき(早稲田営業所) … 日中運行間隔:10~20分
池袋駅東口
↓ 王40甲 西新井駅前ゆき(北営業所) … 日中運行間隔:10分以内
西巣鴨
↓ 草63 浅草寿町ゆき(巣鴨営業所) … 日中運行間隔:10~20分
荒川四丁目
↓ 草41 浅草寿町ゆき(千住営業所) … 日中運行間隔:10~20分
浅草寿町
↓ 上23 平井駅前ゆき(青戸支所) … 日中運行間隔:20分以上
押上
↓ 都08 錦糸町駅前ゆき(南千住営業所) … 日中運行間隔:10~20分
太平三丁目
↓ 都02 錦糸町駅前ゆき(大塚支所) … 日中運行間隔:10分以内
錦糸町駅前
↓ 錦25 葛西駅前ゆき(江戸川営業所) … 日中運行間隔:10分以内
亀戸駅前
↓ 都07 門前仲町ゆき(江東営業所) … 日中運行間隔:10分以内
木場駅前
↓ 業10 新橋ゆき(深川支所) … 日中運行間隔:10~20分
新橋
そういう訳で、昨日早速この計画を決行して参りました次第です(結果から言うと計画は失敗)。
そこで今回からはそのプチ旅行記なるものを書いていこうと思います。
白61はかつて、練馬車庫~新宿駅西口の全線を乗り通したことがあります。
夕方の新宿駅西口ゆきだったのですが、練馬車庫発の時点ではほぼ空気輸送の状態で、
「なんで10分間隔なんかで走っているのだろう?」と思ったものです。
その後漸増した乗客が一気に増え、立ち客が発生したのが目白駅前。
今回はその目白駅前からスタートです。
▲当バス停では信号待ちも兼ねて時間調整を行うことが多いようです。@目白駅前
目白駅前の次の停留所は、車内の電光掲示板によれば目白駅前。
「同じ停留所に2回も停車?」と思ってしまいますが、勿論そんな無駄なことはしません。
自動放送では「次は、目白駅、川村学園前、川村学園前でございます」と言っているのです。
ここで都営バスの「みんくるガイド」を確認してみます(ネット版はこちら)。
すると、確かに「目白駅」と「目白駅(川村学園)」という2つのバス停があるのは確認できますが、
白61系統は前者にしか停車していないかのような表記がなされているのが分かります。
(確認ですが、「前」「丁目」が省略されているのは標準仕様であってミスではありません)
「みんくるガイド」上の表記と実際の運行形態に僅かな乖離が生じている箇所は割と多いようで、
実際に「小鳥の巣箱」様のページでは(情報は古いですが)特集を組んでいらっしゃいます。
これによれば、2003年時点では以下のようになっていたようです。
現行の表記は少なくとも嘘ではない訳で、些か改善が図られたとも言えるかも知れません。
細かい話をすれば、目白駅始発の白61は川村学園側にしか停車しないようですが、
目白駅前側でも十分な本数は確保されていますから、必ずしも修正を急ぐ必要はないでしょう。
(寧ろ、個人的には是非この乖離を放置、いや改悪して欲しいくらいです。面白いから)
話を旅行記に戻すと、白61は快調に飛ばしてやがて椿山荘前(ちんざんそうまえ)を通過します。
この「椿山荘前」は、自動放送でも経由地として案内されるくらいなのですが、
初めて白61に乗ったときは「椿山荘は何か」はおろか「椿山荘」の読みすら知りませんでした。
椿山荘は、広大な庭園を擁する有名な宴会会場で、HPでは「東京の結婚式場」を謳っています。
ざっくり説明すれば僕と一生縁のなさそうな場所ですが、鉄道の便は決していい訳ではありません。
このため、白61が椿山荘へのアクセスに活用されているようです。
(が、最近では池袋から無料送迎バスの運行が始まり、状況が一変しているとか何とか)
そして江戸川橋に到着。ここで乗換を行いますが…。
白61系統と他系統ののりばが異常、というほどでもありませんが離れているのです。
何せ、橋を渡って高速道路の分岐点の下を通って交差点を対角線状に渡ってやっと到着ですから。
のりば案内も丁寧ではなく、走っているバスを見て初めて「あれバス停か!」と気づいたほどです。
やって来たのは上69系統。最新のW代車(V代車だった気もする)が到着しました。
▲実際に乗車したバスとは違いますが参考までに。@甘泉園公園~西早稲田
都営バスでは、かつて営業所毎に異なるメーカーの車両を導入し、営業所の個性となっていました。
ところが、最近になってそれをやめてしまい、全営業所に同一メーカーの車両を導入する方針へ。
つまり「新しい車」=「どこにでもいる車」であり、その点では些か萎えてしまいます。
▲経由地も行先も同じ2系統を分けて表示するのはシステム上の制約でしょうか。@早稲田
早稲田営業所のすぐ前を通って左折。
次のバス停に「池86:池袋駅東口ゆき」の文字が見えたので慌てて飛び降りました。
ところがそこはなんと…。
次回に続きます。因みにオチのヒントはこの記事の中に隠されています。
まぁなんやかんやで一番いけないのは僕自身の怠慢な態度なんですけどね…。
さて、都営バス好きを公言している僕ですが、知識はほぼ皆無に近い状態です。
それに、普段使う系統を担当する営業所・支所が品川・渋谷・杉並・港南ぐらいしかなく、
他の営業所・支所の車両の特徴を見てみたいなぁ、と思っていました。
そこで一昨日、学校ついでに都営バスを色々と乗り回す計画を立ててみたのです。
▲一応ですが簡易的な地図をどうぞ。
目白駅前
↓ 白61 新宿駅西口ゆき(練馬支所) … 日中運行間隔:10分以内
江戸川橋
↓ 飯64・上69 小滝橋車庫ゆき(小滝橋営業所) … 日中運行間隔:各10~20分
高田馬場二丁目
↓ 池86 池袋駅東口ゆき(早稲田営業所) … 日中運行間隔:10~20分
池袋駅東口
↓ 王40甲 西新井駅前ゆき(北営業所) … 日中運行間隔:10分以内
西巣鴨
↓ 草63 浅草寿町ゆき(巣鴨営業所) … 日中運行間隔:10~20分
荒川四丁目
↓ 草41 浅草寿町ゆき(千住営業所) … 日中運行間隔:10~20分
浅草寿町
↓ 上23 平井駅前ゆき(青戸支所) … 日中運行間隔:20分以上
押上
↓ 都08 錦糸町駅前ゆき(南千住営業所) … 日中運行間隔:10~20分
太平三丁目
↓ 都02 錦糸町駅前ゆき(大塚支所) … 日中運行間隔:10分以内
錦糸町駅前
↓ 錦25 葛西駅前ゆき(江戸川営業所) … 日中運行間隔:10分以内
亀戸駅前
↓ 都07 門前仲町ゆき(江東営業所) … 日中運行間隔:10分以内
木場駅前
↓ 業10 新橋ゆき(深川支所) … 日中運行間隔:10~20分
新橋
そういう訳で、昨日早速この計画を決行して参りました次第です(結果から言うと計画は失敗)。
そこで今回からはそのプチ旅行記なるものを書いていこうと思います。
白61 曙橋駅経由 新宿駅西口
白61はかつて、練馬車庫~新宿駅西口の全線を乗り通したことがあります。
夕方の新宿駅西口ゆきだったのですが、練馬車庫発の時点ではほぼ空気輸送の状態で、
「なんで10分間隔なんかで走っているのだろう?」と思ったものです。
その後漸増した乗客が一気に増え、立ち客が発生したのが目白駅前。
今回はその目白駅前からスタートです。
▲当バス停では信号待ちも兼ねて時間調整を行うことが多いようです。@目白駅前
目白駅前の次の停留所は、車内の電光掲示板によれば目白駅前。
「同じ停留所に2回も停車?」と思ってしまいますが、勿論そんな無駄なことはしません。
自動放送では「次は、目白駅、川村学園前、川村学園前でございます」と言っているのです。
ここで都営バスの「みんくるガイド」を確認してみます(ネット版はこちら)。
すると、確かに「目白駅」と「目白駅(川村学園)」という2つのバス停があるのは確認できますが、
白61系統は前者にしか停車していないかのような表記がなされているのが分かります。
(確認ですが、「前」「丁目」が省略されているのは標準仕様であってミスではありません)
「みんくるガイド」上の表記と実際の運行形態に僅かな乖離が生じている箇所は割と多いようで、
実際に「小鳥の巣箱」様のページでは(情報は古いですが)特集を組んでいらっしゃいます。
これによれば、2003年時点では以下のようになっていたようです。
路線図では両方向とも2回停車するように読み取れるが、
東側の「目白駅(川村学園)」に停車するのは新宿方面のみ。
"両方向とも2回停車する"は明らかな嘘ですが、東側の「目白駅(川村学園)」に停車するのは新宿方面のみ。
現行の表記は少なくとも嘘ではない訳で、些か改善が図られたとも言えるかも知れません。
細かい話をすれば、目白駅始発の白61は川村学園側にしか停車しないようですが、
目白駅前側でも十分な本数は確保されていますから、必ずしも修正を急ぐ必要はないでしょう。
話を旅行記に戻すと、白61は快調に飛ばしてやがて椿山荘前(ちんざんそうまえ)を通過します。
この「椿山荘前」は、自動放送でも経由地として案内されるくらいなのですが、
初めて白61に乗ったときは「椿山荘は何か」はおろか「椿山荘」の読みすら知りませんでした。
椿山荘は、広大な庭園を擁する有名な宴会会場で、HPでは「東京の結婚式場」を謳っています。
ざっくり説明すれば僕と一生縁のなさそうな場所ですが、鉄道の便は決していい訳ではありません。
このため、白61が椿山荘へのアクセスに活用されているようです。
(が、最近では池袋から無料送迎バスの運行が始まり、状況が一変しているとか何とか)
そして江戸川橋に到着。ここで乗換を行いますが…。
上69 春日駅経由 小滝橋車庫
白61系統と他系統ののりばが異常、というほどでもありませんが離れているのです。
何せ、橋を渡って高速道路の分岐点の下を通って交差点を対角線状に渡ってやっと到着ですから。
のりば案内も丁寧ではなく、走っているバスを見て初めて「あれバス停か!」と気づいたほどです。
やって来たのは上69系統。最新のW代車(V代車だった気もする)が到着しました。
▲実際に乗車したバスとは違いますが参考までに。@甘泉園公園~西早稲田
都営バスでは、かつて営業所毎に異なるメーカーの車両を導入し、営業所の個性となっていました。
ところが、最近になってそれをやめてしまい、全営業所に同一メーカーの車両を導入する方針へ。
つまり「新しい車」=「どこにでもいる車」であり、その点では些か萎えてしまいます。
▲経由地も行先も同じ2系統を分けて表示するのはシステム上の制約でしょうか。@早稲田
早稲田営業所のすぐ前を通って左折。
次のバス停に「池86:池袋駅東口ゆき」の文字が見えたので慌てて飛び降りました。
ところがそこはなんと…。
次回に続きます。因みにオチのヒントはこの記事の中に隠されています。