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今日は、久々にタイムリーな記事をお届けしようと思います。

まずはこちらをご覧ください。また併せて、こちらもご覧頂ければと思います。

東京メトロ1000系第1編成が甲種輸送される
▲鉄道ファンより引用。来春デビュー予定の銀座線1000系電車。

そういう訳で、今回はこちらの車両について色々考えていきます。

~デザイン性~

まず、従来の東京メトロ車両と違うのは懐古的な顔。それは日比谷線03系と比べれば自明です。
なんで03系と比べるのか…単に手元にある東京メトロ車の写真が03系だけだからです(笑)。

P1030474.JPG
▲平成初期に量産された03系。灯具配置がまさに「都会的な顔」という心象を与えます。

まぁ、要するに1000系は「レトロ」がテーマ。
何をまねているのかというと、地下鉄開業時に使われていた旧1000形です。

新車らしからぬ「ださい顔」ですが、一般の新車と同じベクトルで論じるのは考えものですね。
個人的には、1000形の雰囲気と01系のオレンジ帯が融合していてなかなかだな、と思います。

~塗装~

次に気になるのは、最近の東京の通勤電車としては極めて珍しい全面塗装。

東京メトロでは日比谷線旧3000系以降、一度も採用されていませんでした。
一般的な考え方では「ステンレス・アルミの採用=塗装が省略可能=コスト削減」という思想で、
特に最近ではコスト削減が顕著で、今東京で見られる全面塗装の新車は特急車両ぐらい。

しかし、1000系は全面塗装を採用しつつコスト削減を図っているのです。
それは、「塗装しない」ということ。

一見矛盾していますが、実はこの塗装、全てラッピングとなっているんです!
ラッピングというと、普通は短期的なものが多く、長くてもせいぜい1~2年が限度なんですが…。

P1040372.JPG
▲ラッピング車の例、京阪「きかんしゃトーマス号2011」。1年間の運行です。

長期的なラッピングは初めて、ということで結構苦労されたようです。
 
~技術面~

内装は東京メトロ在来車(特に16000系)と同様のコンセプトなので省略。

今回1000系で採用される画期的な技術と言えば、新型台車でしょうか。
詳細は省きますが、要するに線路の軋み音が低減されるというもの。

個人的には「あの軋み音あってこその銀座線じゃん!」と思うんですが、
まぁ一般のお客さんには決して快いものではないですね。急カーブ+地下=轟音ですから。

ただ、こうした新技術の採用には失敗の歴史がつきもので、
この車両が失敗に終わってしまわないことを祈るばかりです…。

…とまぁ、東京メトロの公式HPからこんなことが論じられる訳ですが、
個人的に気になるのはその下の「主要諸元」。

なんと、オールMではありませんか!全ての車両にモーターが搭載されているのです。
現在銀座線で活躍している01系は3M3T(=6両中3両にモーター有)。
また、東京メトロ最新の営業列車である千代田線16000系でさえ4M6T。
一体何故1000系だけ6M0T仕様としたのでしょうか…?

1つには、JR西日本と同様の「0.5Mシステム」の採用が考えられます。
これは、1両に積むモーターを1基、つまり2台ある台車のうち片方だけに積む思想。
全ての車両を0.5Mで製造すると、例えば6両編成では3M3T相当の性能が得られます。
しかし書類上は、モーターを積んでいることには変わりなく、6M0Tという書き方になるのです。

でもこの思想、現在のところJR西日本以外での実績がなく、東京メトロが導入するかは微妙。
もし導入されれば、日本における車両設計の思想を変えることも十分に考えられますが…。

まぁこの辺についてはそのうち、鉄道雑誌等で謎が明かされることでしょう。

ではでは。
 
~追伸~

鉄道に少し詳しい方は、
標準軌に銀座線電車が狭軌のJR線を走っていることを不思議に思われるでしょうが、
この写真で履いているのは輸送用の「仮台車」と呼ばれるもので、
途中で本来の台車に履き替えられると考えられます。
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先日、所用(主に鉄道模型関連製品の購入)で秋葉原へ行って参りました。
まぁ日比谷線を使えばすぐ到着するんですが、
他の営業所の雰囲気を見れる貴重なチャンスということで、都営バスを使うことに。
通学で使う都バス全線(23区)定期があるので運賃は実質タダ♪

まずは自宅付近のバス停から都01系統で終点・新橋駅前へ。
P1070713.JPG
▲ブレブレですみません…。しかしグリーンシャトルHMはカッコイイなぁ♪

この系統は渋谷駅前~新橋駅前という系統なんですが、
実は都営バス管内には始発・終着停留所が共に同じ系統が3つも。
後の2つは麻布十番経由の都06系統、神谷町経由の渋88系統。あぁ紛らわしい。
特に後者は、結構な区間を都01と並走するので、乗り間違えには要注意です。
(運転士さんも「骨董通り経由です」というように案内はしてくれますが)

さてこのバス、結構遅れが発生しており、終点到着後はすぐ折返作業を経て発車していきました。
(しかし、新橋駅前から乗ってた乗客は1人だけ…。先が思いやられるなぁ)

そして新橋駅前から歩いて数分の新橋停留所(≠駅前)から業10系統に乗車。
以前からその「新橋」というバス停のインパクトから個人的に気になっていた系統です。

P1070720.JPG
▲深川営業所担当。いすゞ指定だったんだ…。

ところでこのバス、一番後ろの窓と車両後面の間に、機械室のような空間がありますよね?
実はあそこに、エンジンを縦置きしているんです。普通は横置きなんですが。
初期のノンステップバスの特徴で、車両後部まで床面が連続している「フルフラット」構造。
エンジンを横に置いてしまうと高さが嵩む=階段設置が必須となるので縦置きなんですね。
(因みに「フルフラット」=真平らだと思っていたんですが、実は緩い傾斜があります)

まぁ、障がい者には優しい構造だったんですが、客室空間が狭くなるのがネックで、
2005年(?)に国交省が策定した「標準ノンステップバス」の基準では、
前扉~中扉が同一平面であればいいという見解が示され、以後フルフラット構造は消滅します。

さて、そんな業10の「業」は「業平橋」からとっています。つまり業平橋ゆきです。
東武が駅名を「とうきょうスカイツリー」に変えたらどうするんでしょうねぇ?まさか…と10系統

…くだらん妄想はさておき、このバスは通る信号が多く、しょちゅうつかまっては遅延発生。
築地三丁目停留所で下車し、築地駅前停留所からの錦11系統に乗り換えようとしたら…。

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▲屋根上にい積まれているのがこのバスの動力、CNG=天然ガス。
  もっとも、最近はハイブリッドバスの台頭でCNGは過去のものとなりつつあります…。

なんとバスは既に発車。すぐ前の信号で引っかかっていました。
必死にバスを追いかけたら…なんと次の停留所で追いついた!感激です!
まぁ区間は短いんですが(=日比谷線1駅分)、八丁堀二丁目まで乗車。

そこからは東京駅八重洲口ゆきの東16系統に乗り換え。やって来た車両はV代ふそう車。
個人的には営業所を越えてみられる車両がここで来るのはがっかり…。

かつて都営バスは営業所・支所毎に使うバスのメーカーを決めてたんです。
これが各営業所の「特徴」となっていたのですが、最近になって営業所毎の方式を撤廃。
全営業所に共通の車種を投入するようになり、特徴が薄れてきているのです。
まぁ、利用客サイドからするとどうでもいい話なんですが。

終点・東京駅八重洲口まで乗って、お次は東京駅丸の内北口からのこのバスに乗車。

P1070757.JPG
▲レトロな感じもするし、近未来的な感じもする、不思議な雰囲気のバス。

これがかの「東京夢の下町」ことS-01系統。車両は普通のバスから改造したものでしょう。
「観光路線バス」と銘打って、低運賃ながら様々な観光地を結んでいるのが特徴。
車内放送も日英中韓の4ヶ国語案内です。そして驚きなのは液晶画面の存在。

P1070770.JPG
▲地下鉄との乗り換え案内も詳細にしてくれます。

いかにこのバスに本腰を入れているか、都バスの本気がよく分かりますね。
…と言いたいところなんですが、この系統、震災の前後でルートが変わっているのです。

震災前:東京~両国 … 日本橋・秋葉原・上野・浅草を経て30分間隔で運行!どうだ!
震災後:①上野~両国
     ②上野~錦糸町 … 浅草から東京スカイツリー方面へ。
     ③東京~両国 … 土休日のみ、本数少

…そう、実は東京発着便はあまりふるわなかったようなんですね。現にガラガラでしたし。

それはともかく、僕は上野松坂屋で下車。暫く歩いて上野広小路停留所に到着。
ここからは都02系統の大塚駅前ゆきに乗るのですが…。

P1070780.JPG
▲大塚駅前来た!都02じゃないけど、早めに次の停留所に移動しよう!

と思いつつ念のため「本郷三丁目行きますか?」と運転士に訊いたら…。
「行きませんよ。このバス、そこの信号右に曲がっちゃうんでね。はい」
との返事。ここも紛らわしいなぁ…。と思って暫く待ちぼうけているとようやく都02が到着。

ところがこのバス、僕の普段乗っている営業所(=渋谷・新宿・杉並・港南)と比べて明らかに変。

①次駅表示の右側に1文字分の不自然な空白がある。

P1070783.JPG
▲下段の「9 47」は現在時刻表示です。

②次駅表示(英語)の駅名部が緑色の表示。

P1070784.JPG
▲普通なら「Next(緑)+駅名(橙)」というパターンだと思いますが…。

そしてこれが一番の問題。

閉扉時のドアチャイムが閉扉後に鳴動する

…いや、安全観点上、真面目にこれはどうにかした方がいいと思うんですが…。
ホントに大丈夫なのか、大塚営業所?と思いつつ本郷三丁目で下車。
最後の締めくくり(?)として、茶51系統・秋葉原駅前ゆきに乗りました。

P1070788.JPG
▲系統番号表示が独特ですね。見沼代親水公園に行く系統も同様だったような…。

不思議なことに、万世橋を越えると「アキバの境」が見えてきました。
そして秋葉原に到着。約2時間かけて秋葉原に着いたのでした…。

追伸:秋葉原では右翼を発見…かと思いきや流しているのは明らかにAKBの曲。
    「アキバ系右翼」って本当にあるものなのでしょうか…?
どうも。京阪がH23、24に導入するという「新車」が気になるKeihan7203Fです。
暫く、読み応えのある(=長ったらしい)記事が続いてきましたので今日は軽めに。

通学で都営バスを使ったときの話。ソニー銀行のラッピングバスがやって来ました。
ラッピングバスは東京では普通ですよね、ソニーが銀行をやってるのは驚きですが。

ところが、このバスは少し宣伝過剰な気がするのです…。

P1070797.JPG
▲布のような生地でわざわざつくられた広告。

一番感じたのは、「バスが止まるまで席を立たないでください」がよく見えないこと。
広告が派手過ぎて、乗客の安全に関わる注意書きが見えづらくなるのは由々しき事態です。

広告としても、ピンク色のド派手なものが車内にあるとむしろ悪印象。
外観も同様にド派手なピンクなので、二重にうんざりさせられてしまいます。

こうした「ちょっとお金をかけた交通機関での宣伝」としては、

京王電鉄「アド・ギャラリー」 … 1編成内で車内広告を統一
京阪電車「ジャッキアップ広告」 … 特定の車系列(3000系)の車内広告を統一

等がありますが、いずれも車内の雰囲気を大きく壊すような広告は出ていません。
まぁ実際は、そこまで投資する企業が少ない→グループ会社の広告になりがちなんですが…。

路線バス=短距離利用=居住性軽視という観点があるのかどうか分かりませんが、
少なくともソニー銀行の広告はやりすぎというのが正直な印象です。

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