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Keihan7203F
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こんばんは。本日、マラソン大会で運動不足を痛感したKeihan7203Fです。
来年からは高校生になり、距離も8kmに伸びるとのことで戦々恐々としております…。
さて、都06系統で巡る橋の旅①・都06系統で巡る橋の旅②の続きです。
(行程概要はこちらのリンクをご覧ください、ブログに直接掲載できず申し訳ございません)
前回は金杉橋~芝園橋界隈を巡り、芝園橋停留所に着いたところで終わりました。
芝園橋のバス停にはちょっと気になるところが…。
![P1100917.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1328000890?w=337&h=450)
▲運賃関係の箇所のみ上からシールで貼られており、変更が容易になっています。@芝園橋
思わず一瞬、「運賃値上げも近いのか?」と思ってしまったのですが、
この案内が作られた時点で廃止が決まっていたであろうバスカードの文面があることからして、
具体的な値上げは決定していないのだろう、あくまでも「もしものときに」ということなのだろう、
そう思います、というかそう信じたいですね。
私鉄系バス210円に対して都営バスの200円という運賃はアドバンテージになっていると思うので。
芝園橋から[都06]に乗りまして、赤羽橋のある赤羽橋駅前と中ノ橋を素通り。
赤羽橋の由来は、江戸時代にこの地域で作られていた土器に用いる土が赤かったことから、
「赤埴」と呼ばれていたものが変化して「赤羽」となったことにあるとされています。
ここで興味深いのは、赤羽橋の架かっている古川の呼称が、
赤羽橋界隈ではかつて「赤羽川」となっていたことです。
この現象は金杉橋界隈でも見られたようで「金杉川」と呼ばれていたのだそうです。
![P1100922.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1328001737?w=450&h=354)
▲最近のバス停は景観配慮がなされており、なかなか都市的な風景に合いますね。@麻布十番駅前
バスを降りたのは麻布十番駅前。一見橋とは関係無さそうですが、
副バス停名は(一ノ橋)であり、実際大江戸線開業までのバス停名は「一ノ橋」でした。
そして大江戸線開業と同時に現在の名称に変更、併せて路線の大規模改編を行ったのです。
バス停だけではなく、バス停としての役割も変わっていったと言えるのではないでしょうか。
そんな一ノ橋はこちら。
![P1100921.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1328003003?w=450&h=337)
▲[橋86]は、昨年のダイヤ改正からこの道路を通るようになりました(従来は都道経由)。
道路は一見主要道ではないように見えますが、実は[都06]や[橋86]等の都営バスが通る道路です。
尚、このすぐ北にある都道同士の交わる交差点は「新一の橋」という名称になっています。
一ノ橋の名の由来は赤羽橋に同じく江戸時代に遡ります。
徳川綱吉が麻布に白金御殿を造った際、荷物を船で運べるように、
古川の拡幅工事を行ったときに架けた1番目の橋だから、ということのようです。
ここで、既に多くの方が気づかれているであろう話題に触れてみようと思います。
実は、ここまで紹介してる橋は全て上に高速道路が架かっています。
そう、首都高はその大半が用地買収の楽な川の上に架かっているのです。
これには高度経済成長期においてインフラ整備が急がれたことが理由として挙げられますが、
一方で有名な「日本橋の上に高速道路があって景観が損なわれる」という問題も発生しており、
また、用地買収を早く進めた結果2車線しか確保することができず渋滞の原因にもなっています。
こう考えると、「なんで用地買収に手間をかけて3車線にしなかったのだろう」と思ってしまいますが、
首都高の計画を立てた人は「3車線だったら、首都高は1mも完成しなかっただろう」と言ったようです。
用地買収についても、強制退去を多く伴うような方法では住民の理解が得られなかったのでしょう。
そう考えると、首都高の現状にはある程度仕方のない面もあると納得できる気がします。
(因みに、日本の高速道路の渋滞情報表示は世界でも群を抜いて丁寧だそうです)
さて、一ノ橋の近くには一の橋公園があり、人々の憩いの場となっていました…が。
![P1100920.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1328007690?w=450&h=337)
▲現在、水害対策の一環として古川地下調節池の建設が行われており、公園は閉鎖中。
古川地下調節池は、古川・渋谷川の地下に造られる池で、
次回か次々回の記事でご紹介する恵比寿橋付近~一ノ橋の約3.3kmに渡ります。
取水施設が「光林寺前」バス停付近、排水施設がここ・一ノ橋に造られるようです。
公園がその工事の代償として閉鎖されてしまうのは些か残念ではありますが、
あと4年の辛抱ですし、都民が安心できる生活が提供される訳ですから、気長に待ちましょう。
尚、この工事は都の事業という位置づけになっています。
平日限定でインフォメーションセンターがこの付近に開設されているので、
都民の方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は天現寺橋まで特集する予定でしたが、諸事情によりここで切り上げます。
次回は天現寺橋、次々回は恵比寿橋界隈、最終回は渋谷橋・並木橋を予定しています。
それでは。
来年からは高校生になり、距離も8kmに伸びるとのことで戦々恐々としております…。
さて、都06系統で巡る橋の旅①・都06系統で巡る橋の旅②の続きです。
(行程概要はこちらのリンクをご覧ください、ブログに直接掲載できず申し訳ございません)
前回は金杉橋~芝園橋界隈を巡り、芝園橋停留所に着いたところで終わりました。
~ 値上げの兆候? ~
芝園橋のバス停にはちょっと気になるところが…。
▲運賃関係の箇所のみ上からシールで貼られており、変更が容易になっています。@芝園橋
思わず一瞬、「運賃値上げも近いのか?」と思ってしまったのですが、
この案内が作られた時点で廃止が決まっていたであろうバスカードの文面があることからして、
具体的な値上げは決定していないのだろう、あくまでも「もしものときに」ということなのだろう、
そう思います、というかそう信じたいですね。
私鉄系バス210円に対して都営バスの200円という運賃はアドバンテージになっていると思うので。
芝園橋から[都06]に乗りまして、赤羽橋のある赤羽橋駅前と中ノ橋を素通り。
赤羽橋の由来は、江戸時代にこの地域で作られていた土器に用いる土が赤かったことから、
「赤埴」と呼ばれていたものが変化して「赤羽」となったことにあるとされています。
ここで興味深いのは、赤羽橋の架かっている古川の呼称が、
赤羽橋界隈ではかつて「赤羽川」となっていたことです。
この現象は金杉橋界隈でも見られたようで「金杉川」と呼ばれていたのだそうです。
~ 変わる一ノ橋 ~
▲最近のバス停は景観配慮がなされており、なかなか都市的な風景に合いますね。@麻布十番駅前
バスを降りたのは麻布十番駅前。一見橋とは関係無さそうですが、
副バス停名は(一ノ橋)であり、実際大江戸線開業までのバス停名は「一ノ橋」でした。
そして大江戸線開業と同時に現在の名称に変更、併せて路線の大規模改編を行ったのです。
バス停だけではなく、バス停としての役割も変わっていったと言えるのではないでしょうか。
そんな一ノ橋はこちら。
▲[橋86]は、昨年のダイヤ改正からこの道路を通るようになりました(従来は都道経由)。
道路は一見主要道ではないように見えますが、実は[都06]や[橋86]等の都営バスが通る道路です。
尚、このすぐ北にある都道同士の交わる交差点は「新一の橋」という名称になっています。
一ノ橋の名の由来は赤羽橋に同じく江戸時代に遡ります。
徳川綱吉が麻布に白金御殿を造った際、荷物を船で運べるように、
古川の拡幅工事を行ったときに架けた1番目の橋だから、ということのようです。
ここで、既に多くの方が気づかれているであろう話題に触れてみようと思います。
実は、ここまで紹介してる橋は全て上に高速道路が架かっています。
そう、首都高はその大半が用地買収の楽な川の上に架かっているのです。
これには高度経済成長期においてインフラ整備が急がれたことが理由として挙げられますが、
一方で有名な「日本橋の上に高速道路があって景観が損なわれる」という問題も発生しており、
また、用地買収を早く進めた結果2車線しか確保することができず渋滞の原因にもなっています。
こう考えると、「なんで用地買収に手間をかけて3車線にしなかったのだろう」と思ってしまいますが、
首都高の計画を立てた人は「3車線だったら、首都高は1mも完成しなかっただろう」と言ったようです。
用地買収についても、強制退去を多く伴うような方法では住民の理解が得られなかったのでしょう。
そう考えると、首都高の現状にはある程度仕方のない面もあると納得できる気がします。
(因みに、日本の高速道路の渋滞情報表示は世界でも群を抜いて丁寧だそうです)
さて、一ノ橋の近くには一の橋公園があり、人々の憩いの場となっていました…が。
▲現在、水害対策の一環として古川地下調節池の建設が行われており、公園は閉鎖中。
古川地下調節池は、古川・渋谷川の地下に造られる池で、
次回か次々回の記事でご紹介する恵比寿橋付近~一ノ橋の約3.3kmに渡ります。
取水施設が「光林寺前」バス停付近、排水施設がここ・一ノ橋に造られるようです。
公園がその工事の代償として閉鎖されてしまうのは些か残念ではありますが、
あと4年の辛抱ですし、都民が安心できる生活が提供される訳ですから、気長に待ちましょう。
尚、この工事は都の事業という位置づけになっています。
平日限定でインフォメーションセンターがこの付近に開設されているので、
都民の方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は天現寺橋まで特集する予定でしたが、諸事情によりここで切り上げます。
次回は天現寺橋、次々回は恵比寿橋界隈、最終回は渋谷橋・並木橋を予定しています。
それでは。
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こんばんは、本日は都06系統で巡る橋の旅③をお送りする予定でしたが、
ちょっとニュースのようなものがありましたので代わりにお伝え致します。
本日、普段通り都営バスの[都01]に乗っていたところ、
バスの接近等を知らせる情報表示装置が更新されていることに気づきました。
(twitterのフォロワーさんの情報から推測するに、2012/01/29(日)より更新されたと考えられます。
![P1100977.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327921396?w=337&h=450)
▲殆どの文字情報をLEDで表示するようになり、情報量は増加しています。@西麻布
従来[都01]で使用されていた、
「バスロケーションシステム」(バスロケ)を用いた情報表示装置はこちらです(変な写真ですが…)。
![P1100332.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327929984?w=450&h=337)
▲矢印型のLEDが3本と、「終車終了」表示が1個が1系統に割り当てられています。@新橋駅北口
・3停留所前発車時点からの接近情報を矢印で表示する
・最終のバスが発車したら「終車終了」表示が点灯する
・1停留所前発車時点で接近放送を鳴動させる
・主要バス停までの所要時間・都営バスからのお知らせ等を横長のLEDで表示する
・(運転士向けに)前のバスの発車との時間差をデジタル数字で表示する … 一部停留所限定
という機能があり、このうちLEDは最近上から紙で覆われて使用されなくなっていました。
今回導入された新たなバスロケの特徴をまとめてみましょう。
・以下の全情報が横長LEDによる表示に
具体的にLEDはどう表示されていたのか、西麻布の例を交えながら見てみたいと思います。
但し、バスの絵は文字で表せませんので[バス]で代用させて頂きます。
・系統・行先案内(スクロール):[都01]新橋駅前行
・接近案内(固定表示、バス部は点滅):◎ ① ②[バス]③[バス]
・所要時間案内(スクロール):新橋駅前まで約24分で運行しています。
・到着時間案内(スクロール):あと約2分で到着します。orまもなく到着します。
・到着時刻案内(固定表示):次の[バス] 16:58
基本的にはこの順番で繰り返しスクロール・固定表示等の表示が行われています。
尚、到着時刻案内が時刻表に基づくのか実際の運行状況に基づくのかは不明です。
・バス停名案内(スクロール):ここは西麻布です。
・接近案内(固定表示):◎ ① ② ③
の繰り返しとなるようです。但し、何を以て「設定がない」と判断しているのかは不明です。
僕が夕刻に訪問した際は「まもなく発車します。」と案内が行われていました。
到着時間案内の規則性を考えると、「あとX分で発車します。」という案内もあると考えられます。
この文面は、東急バスが始発バス停において車内で流すものと同様ですね。
尚、終車終了時の案内については自分が学生であることから調査は困難と思われます。
(従来型の「終車終了」表示の写真は、たまたま新橋で深夜まで所用があった際に撮影)
情報をお持ちの方はコメント欄にてご教示頂ければ幸いです。
旅客案内面で「おぉ!」と思うのは、接近放送のチャイムが劇的に変わったことですね。
今までは「ピンポーン」と単純だったものが、かなり現代的な効果音(?)に変わっていました。
また、その後の合成音声と思われる接近放送の声質も変わっていることから、
音源自体が変更になっている可能性が非常に高いです。
(新放送の声質はかなり"合成音声臭さ"が耳につくような感じになっています)
尚、放送文面は「◯XX系統、□□ゆきの、バスが参ります。しばらくお待ちください」で変わらず。
また、運転士への表示機器も表示内容・表示方式が変更されていました。
![P1100990.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327930614?w=450&h=337)
▲従来の方式と同様の方式を採用している、[都06]の表示機器。@新橋駅前
この「前車通過XX分前」という情報は、運行間隔の調整に使われているようです。
「前車が通過するまであとXX分」では意味が通じませんから、
「前車が通過したのはXX分前」という意味になりますね。
従来の方式では分数しか示されませんでしたが、
今回の機器更新により分数がLED化された上系統番号も表示されるようになりました。
「都01 前車通過8分前」という感じですね。より運転士に親切になりました。
![P1100972.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327931262?w=450&h=337)
▲バスロケが更新された全ての停留所に掲出されている張り紙。@西麻布
まず、今回のバスロケ更新は東京都交通局による検証だということに注目しなければなりません。
これは、東京都交通局経営計画 ステップアップ2010のP57に以下のように表記されています。
バスロケーションシステムを再構築し、停留所での運行情報サービスを改善します。
新型の情報表示装置を開発し、試験的導入を行います(23年度に10基)。
[都01]の停留所数が明らかに10基より多いのはともかくとして(計画の変更はいくらでもあり得ます)、
あくまでもこれは試験であり、今後都営バス全域に普及するかどうかは全くの未知数です。
その上で、この新バスロケシステムについての個人的な感想を述べると、
同じ系統でも行先別に表示部が分かれていることできめ細かい案内ができていると思います。
LEDのスペース的に多少難があるかも知れませんが、是非固定表示にして欲しいところです。
(「新橋駅前まで24分」「到着まで2分」「まもなく到着」等)
ということが言えるでしょうか。
あと、割と細かい話ですが欄によってスクロール等のタイミングが全く一致しないのは、
雑然とした印象が与えられてしまいますね。
検証としてのバスロケ更新ということで、今後も表示内容に変更が見られるかも知れません。
その際は余裕のある限り、逐一本ブログにて報告させて頂こうと思います。
ではでは。
ちょっとニュースのようなものがありましたので代わりにお伝え致します。
本日、普段通り都営バスの[都01]に乗っていたところ、
バスの接近等を知らせる情報表示装置が更新されていることに気づきました。
(twitterのフォロワーさんの情報から推測するに、2012/01/29(日)より更新されたと考えられます。
▲殆どの文字情報をLEDで表示するようになり、情報量は増加しています。@西麻布
従来[都01]で使用されていた、
「バスロケーションシステム」(バスロケ)を用いた情報表示装置はこちらです(変な写真ですが…)。
▲矢印型のLEDが3本と、「終車終了」表示が1個が1系統に割り当てられています。@新橋駅北口
・3停留所前発車時点からの接近情報を矢印で表示する
・最終のバスが発車したら「終車終了」表示が点灯する
・1停留所前発車時点で接近放送を鳴動させる
・主要バス停までの所要時間・都営バスからのお知らせ等を横長のLEDで表示する
・(運転士向けに)前のバスの発車との時間差をデジタル数字で表示する … 一部停留所限定
という機能があり、このうちLEDは最近上から紙で覆われて使用されなくなっていました。
今回導入された新たなバスロケの特徴をまとめてみましょう。
・以下の全情報が横長LEDによる表示に
・4停留所前発車時点からの接近情報をバスの絵で表示する
・終点までの所要時間を表示する
・【新規】次に到着するバスの系統番号・行先を表示する
・【新規】バスが到着するまでの時間を表示する
・【新規】バスが到着する時刻を表示する
・【新規】バスが当該時間帯に運行されていない場合、バス停の名前を表示する
・終点までの所要時間を表示する
・【新規】次に到着するバスの系統番号・行先を表示する
・【新規】バスが到着するまでの時間を表示する
・【新規】バスが到着する時刻を表示する
・【新規】バスが当該時間帯に運行されていない場合、バス停の名前を表示する
・1停留所前発車時点で接近放送を鳴動させる(音源変更)
・(運転士向けに)前のバスの発車との時間差と系統番号をLEDで表示する … 一部停留所限定
それではこれから、本日観察して来た"新バスロケ"の詳細を報告致します。
・(運転士向けに)前のバスの発車との時間差と系統番号をLEDで表示する … 一部停留所限定
それではこれから、本日観察して来た"新バスロケ"の詳細を報告致します。
~ LEDによる豊富な情報表示 ~
具体的にLEDはどう表示されていたのか、西麻布の例を交えながら見てみたいと思います。
但し、バスの絵は文字で表せませんので[バス]で代用させて頂きます。
【基本規則】
・系統・行先案内(スクロール):[都01]新橋駅前行
・接近案内(固定表示、バス部は点滅):◎ ① ②[バス]③[バス]
・所要時間案内(スクロール):新橋駅前まで約24分で運行しています。
・到着時間案内(スクロール):あと約2分で到着します。orまもなく到着します。
・到着時刻案内(固定表示):次の[バス] 16:58
基本的にはこの順番で繰り返しスクロール・固定表示等の表示が行われています。
尚、到着時刻案内が時刻表に基づくのか実際の運行状況に基づくのかは不明です。
【例外規則①】当分バスが到着しない系統の場合
[都01][深夜01]新橋駅北口ゆきは深夜まで設定がありません。このような場合、・バス停名案内(スクロール):ここは西麻布です。
・接近案内(固定表示):◎ ① ② ③
の繰り返しとなるようです。但し、何を以て「設定がない」と判断しているのかは不明です。
【例外規則②】始発バス停の場合
始発バス停となる新橋駅前では、到着時間案内の代わりに発車時間案内が行われており、僕が夕刻に訪問した際は「まもなく発車します。」と案内が行われていました。
到着時間案内の規則性を考えると、「あとX分で発車します。」という案内もあると考えられます。
この文面は、東急バスが始発バス停において車内で流すものと同様ですね。
尚、終車終了時の案内については自分が学生であることから調査は困難と思われます。
(従来型の「終車終了」表示の写真は、たまたま新橋で深夜まで所用があった際に撮影)
情報をお持ちの方はコメント欄にてご教示頂ければ幸いです。
~ その他のポイント ~
旅客案内面で「おぉ!」と思うのは、接近放送のチャイムが劇的に変わったことですね。
今までは「ピンポーン」と単純だったものが、かなり現代的な効果音(?)に変わっていました。
また、その後の合成音声と思われる接近放送の声質も変わっていることから、
音源自体が変更になっている可能性が非常に高いです。
(新放送の声質はかなり"合成音声臭さ"が耳につくような感じになっています)
尚、放送文面は「◯XX系統、□□ゆきの、バスが参ります。しばらくお待ちください」で変わらず。
また、運転士への表示機器も表示内容・表示方式が変更されていました。
▲従来の方式と同様の方式を採用している、[都06]の表示機器。@新橋駅前
この「前車通過XX分前」という情報は、運行間隔の調整に使われているようです。
「前車が通過するまであとXX分」では意味が通じませんから、
「前車が通過したのはXX分前」という意味になりますね。
従来の方式では分数しか示されませんでしたが、
今回の機器更新により分数がLED化された上系統番号も表示されるようになりました。
「都01 前車通過8分前」という感じですね。より運転士に親切になりました。
~ 本更新の考察・感想 ~
▲バスロケが更新された全ての停留所に掲出されている張り紙。@西麻布
まず、今回のバスロケ更新は東京都交通局による検証だということに注目しなければなりません。
これは、東京都交通局経営計画 ステップアップ2010のP57に以下のように表記されています。
バスロケーションシステムを再構築し、停留所での運行情報サービスを改善します。
新型の情報表示装置を開発し、試験的導入を行います(23年度に10基)。
[都01]の停留所数が明らかに10基より多いのはともかくとして(計画の変更はいくらでもあり得ます)、
あくまでもこれは試験であり、今後都営バス全域に普及するかどうかは全くの未知数です。
その上で、この新バスロケシステムについての個人的な感想を述べると、
情報量が増えたのは便利!
本記事で取り上げたことがらは勿論ですが、同じ系統でも行先別に表示部が分かれていることできめ細かい案内ができていると思います。
LEDのスクロールはやめて…。
スクロール表示をすると情報を見逃しやすくなってしまう、というのが個人的な意見です。LEDのスペース的に多少難があるかも知れませんが、是非固定表示にして欲しいところです。
(「新橋駅前まで24分」「到着まで2分」「まもなく到着」等)
ということが言えるでしょうか。
あと、割と細かい話ですが欄によってスクロール等のタイミングが全く一致しないのは、
雑然とした印象が与えられてしまいますね。
検証としてのバスロケ更新ということで、今後も表示内容に変更が見られるかも知れません。
その際は余裕のある限り、逐一本ブログにて報告させて頂こうと思います。
ではでは。
こんにちは、2012年に一度も[特急]に乗っていない気がするKeihan7203Fです(新幹線除く)。
春先にでも初特急を京阪電車でしてみたいものですが…現実的には東横特急が先になりそう。
(因みに[快特]は既に京急で1回乗っており、広義での特急には乗っていることになります)
さて、都06系統で巡る橋の旅①の続きです。前回は新橋"跡"を訪れましたが…。
(行程概要はこちらのリンクをご参照くださいませ)
第一京浜を新橋五丁目、新橋六丁目、大門駅前を過ぎて次のバス停は金杉橋。
金杉橋南交差点を右折したバスから、僕の乗った便では初の降車客として降り立ちました。
![P1100901.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327800922?w=450&h=337)
▲片側1車線ずつの割と閑静な道路にある金杉橋停留所。@金杉橋
金杉橋は第一京浜の橋で、港区では主要な川である古川を跨いでいます。
あまりにも第一京浜が大きいので、注視しないと橋だと気づかないかも知れません。
![P1100903.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327802150?w=450&h=337)
▲上を高速道路が通っていて、第一京浜が僅かに盛り上がっているところが金杉橋。
古川は所謂都市河川なのですが、ここ金杉橋では懐かしい雰囲気を味わうことができます。
そして、東海道五十三次でも一つの節目とも言える場所だったのです。
![P1100906.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327803182?w=450&h=337)
▲屋形船がたくさんあるほか、奥にはJR線も見られます。
今でこそ東京というと少なくとも南は品川までを指し、行政区分では蒲田辺りまで、
更に広義の「東京圏」という意味では横浜・戸塚・大船辺りまでは"東京"と言えると思いますが、
昔は品川ですら"江戸"と認識されていなかったようで、東海道を江戸に向かって歩いた旅人は、
この金杉橋に来た時に初めて江戸が近いことを実感していたのだそうです。
江戸・東京の入口という雰囲気は現在では全くと言っていいほどありませんが、
第一京浜に立っているあるものが辛うじてある節目を知らせてくれています。
![P1100907.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327804909?w=337&h=450)
▲金杉橋南交差点を望んだ様子。4kmということは約1里ですね。
そういう訳で金杉橋を堪能、再び金杉橋停留所に戻ろうとしたのですが、
すぐ近くのある橋の名前に思わず心を奪われ、急遽そちらも見てみることにしました。
![P1100912.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327805865?w=450&h=337)
▲見た目にはフツーの橋。区の橋なのか、高欄には「区の花・バラ」が書かれています。
将監橋(しょうげんばし)の名の由来は、岡田将監から来ているといいます。
というと、岡田将監が1人の人物に思えるかも知れませんが、
実は美濃国の旗本を務めた岡田善同(よしあつ)・善政親子がこの名を名乗っていたようなのです。
この橋には、岡田将監の屋敷が近くにあったという説や、岡田将監が造らせたという説がありますが、
真偽のほどは定かではないようです。
折角芝園橋と金杉橋の中間地点に来たので、そのまま芝園橋まで歩くことにしました。
芝園橋は、日比谷通りの橋。同じく古川に架かっています。
日比谷通りは、大手町交差点から日比谷を経て第一京浜と合流する三田まで通っており、
下には都営三田線が通っています。芝園橋の近くには芝公園駅がありますね。
![P1100916.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327811036?w=450&h=337)
▲芝園橋の南を通る[都06]。港区コミュニティバス「ちぃばす」に旅客を奪われつつあるようで…。
この橋、明治10年代に造られた後大正15年に改築されたといい、
歴史的には年代的にも役割的にも金杉橋より後発の存在なのですが、
高欄は石で造られており、金属の簡易な雰囲気の高欄を持つ金杉橋より立派に見えます。
と同時に、この橋は交通上の拠点の1つになっています。どういうことかというと…。
![P1100915.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c36092e7d3c3fe720bcee97961da3722/1327812517?w=337&h=450)
▲首都高速道路芝公園入口。今年から距離制通行料に変わりましたね。
構造上、日比谷通りを芝園橋方面に南下して銀座方面に向かう方面ではないと入れませんが、
結構多くの車、とりわけタクシーが通行していました。大して早い訳でもなかろうに…。
Uターンラッシュ時の山手トンネルの大渋滞に引っかかった負け犬の戯言はさておき、
金杉橋~芝園橋を歩いて芝園橋から再び都営バスに乗ります!
続きは次回としましょうか。ではでは。
春先にでも初特急を京阪電車でしてみたいものですが…現実的には東横特急が先になりそう。
(因みに[快特]は既に京急で1回乗っており、広義での特急には乗っていることになります)
さて、都06系統で巡る橋の旅①の続きです。前回は新橋"跡"を訪れましたが…。
(行程概要はこちらのリンクをご参照くださいませ)
~ 金杉橋は日本橋からちょうど4km ~
第一京浜を新橋五丁目、新橋六丁目、大門駅前を過ぎて次のバス停は金杉橋。
金杉橋南交差点を右折したバスから、僕の乗った便では初の降車客として降り立ちました。
▲片側1車線ずつの割と閑静な道路にある金杉橋停留所。@金杉橋
金杉橋は第一京浜の橋で、港区では主要な川である古川を跨いでいます。
あまりにも第一京浜が大きいので、注視しないと橋だと気づかないかも知れません。
▲上を高速道路が通っていて、第一京浜が僅かに盛り上がっているところが金杉橋。
古川は所謂都市河川なのですが、ここ金杉橋では懐かしい雰囲気を味わうことができます。
そして、東海道五十三次でも一つの節目とも言える場所だったのです。
▲屋形船がたくさんあるほか、奥にはJR線も見られます。
今でこそ東京というと少なくとも南は品川までを指し、行政区分では蒲田辺りまで、
更に広義の「東京圏」という意味では横浜・戸塚・大船辺りまでは"東京"と言えると思いますが、
昔は品川ですら"江戸"と認識されていなかったようで、東海道を江戸に向かって歩いた旅人は、
この金杉橋に来た時に初めて江戸が近いことを実感していたのだそうです。
江戸・東京の入口という雰囲気は現在では全くと言っていいほどありませんが、
第一京浜に立っているあるものが辛うじてある節目を知らせてくれています。
▲金杉橋南交差点を望んだ様子。4kmということは約1里ですね。
そういう訳で金杉橋を堪能、再び金杉橋停留所に戻ろうとしたのですが、
すぐ近くのある橋の名前に思わず心を奪われ、急遽そちらも見てみることにしました。
~ 芝園橋・金杉橋の間にある将監橋 ~
▲見た目にはフツーの橋。区の橋なのか、高欄には「区の花・バラ」が書かれています。
将監橋(しょうげんばし)の名の由来は、岡田将監から来ているといいます。
というと、岡田将監が1人の人物に思えるかも知れませんが、
実は美濃国の旗本を務めた岡田善同(よしあつ)・善政親子がこの名を名乗っていたようなのです。
この橋には、岡田将監の屋敷が近くにあったという説や、岡田将監が造らせたという説がありますが、
真偽のほどは定かではないようです。
折角芝園橋と金杉橋の中間地点に来たので、そのまま芝園橋まで歩くことにしました。
~ より橋らしく、より都会的な芝園橋 ~
芝園橋は、日比谷通りの橋。同じく古川に架かっています。
日比谷通りは、大手町交差点から日比谷を経て第一京浜と合流する三田まで通っており、
下には都営三田線が通っています。芝園橋の近くには芝公園駅がありますね。
▲芝園橋の南を通る[都06]。港区コミュニティバス「ちぃばす」に旅客を奪われつつあるようで…。
この橋、明治10年代に造られた後大正15年に改築されたといい、
歴史的には年代的にも役割的にも金杉橋より後発の存在なのですが、
高欄は石で造られており、金属の簡易な雰囲気の高欄を持つ金杉橋より立派に見えます。
と同時に、この橋は交通上の拠点の1つになっています。どういうことかというと…。
▲首都高速道路芝公園入口。今年から距離制通行料に変わりましたね。
構造上、日比谷通りを芝園橋方面に南下して銀座方面に向かう方面ではないと入れませんが、
結構多くの車、とりわけタクシーが通行していました。
金杉橋~芝園橋を歩いて芝園橋から再び都営バスに乗ります!
続きは次回としましょうか。ではでは。