プロフィール
HN:
Keihan7203F
性別:
男性
職業:
高校生
趣味:
鉄道。路線バスにも興味あり。
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回のあらすじ:「乗り換えなし」という甘い誘惑に誘われ、一行は思わぬタイムロスを忘れていた。
~ そして運命の針が狂い始める ~
続いて恒例の乱数発生アプリが示した番号は…「003」…アレ?
荻窪…なかなかハードな場所が出てしまいました。池袋を通るのは不幸中の幸いでしょうか。
目的地⑦: 池 袋 (丸ノ内線B線終点駅・M-25)
和光市→有楽町線→池袋
有楽町線に乗ってしまったため、池袋では長い長い乗り換えを経由しなければなりません。
その途中で思わず目を奪われてしまったのがこちら。
▲こ…神々しい…と思うのは自分だけなのかな。「東京メトロ」のシールがタマリマセン。
背景が紺でもなければ、環の中に「Y」の文字もなく、「XXm」の表示もない。
そう、これは明らかに営団時代からほったらかしにされている看板なのですね。
「営団地下鉄」の文字も恐らく「東京メトロ」の下に隠れているのでしょう。
(まぁ、ここも例によって後輩クンは堂々とスルーしていましたが…悲しきかな…)
そして丸ノ内線池袋に到着、一行の意識は早くも荻窪に向きます。
一応「乗り換え回数順」で言えば、ここから丸ノ内線で荻窪に向かうのがよいのですが、
そんなことで時間を奪われるほどお人好しではないので副都心線で先を急ぎます。
目的地⑧: 荻 窪 (丸ノ内線A線終点駅・M-01)
池袋→副都心線→新宿三丁目→丸ノ内線→荻窪
副都心線では小竹向原と並んで営団時代からのサイン類の残る旧・新線池袋から、
各駅停車に揺られること約10分で新宿三丁目に到着。
丸ノ内線の恨めしき新宿ゆきを見送り、荻窪ゆきに乗ること15分。
なんやかんやで和光市からおよそ1時間でようやく荻窪に到着したのであります。
▲JRが地下にあるかのような入口。本当はすぐ右にJRの線路があるんですけどね。
ここでも僕の「営団チェック」は光りまして、ホームのこの案内に目がつきました。
▲1・2番線交互発着となっているこの駅ならでは、と言うこともできそうですね。
まぁまたしても後輩クンは(以下略)
~ 一行の思惑とは裏腹に ~
さて、再び乱数発生アプリを目の前にした一行。考えることはただ1つ。
「方南町出ろ方南町出ろ方南町出ろ…」
このレベルだと最早呪いに近いものがありますが、無理もありません。
ここで方南町が出なければ、延々と新宿まで戻らなければならない上に、
方南町が出たときに再び延々と方南町まで行き、そして延々と新宿まで戻る…。
そんなシナリオは想像したくもありません(読者の皆さんの想像以上に一行はへたっております)。
そして出た目は…残念ながら「005」。
目的地⑨: 中 目 黒 (日比谷線A線終点駅・H-01)
荻窪→丸ノ内線→霞ヶ関→日比谷線→中目黒
さらっと書いていますが、荻窪から霞ヶ関まで実に14駅もあります。時間にして実に30分。
更にそこからの日比谷線も約15分。もう目が眩むような道程です。
まぁ、やりますけど。企画ですし。(こういう精神はこうした企画において非常によくない)
こうした苦境を経ると、不思議なことに中目黒に近づくにつれて精神的に高揚してきます。
なんでもない終点、そこはゴールという名の新たなスタートなのに、興奮してくるのです。
この企画に心を侵されているに違いないのですが、そんなことは一行には知る由もありません。
▲高架下に改札という構造もあって、なかなかいい写真の撮れない中目黒。
~ 思わぬ土地勘の発動 ~
さぁ、先程「方南町を出さない」という重罪を犯してしまったアプリを起動、出た目は「009」。
目的地⑩:代々木上原(千代田線A線終点駅・C-01)
中目黒→日比谷線→霞ヶ関→千代田線→代々木上原
これまた何事もないかのように書いておりますが、地理的に遠回りなのは言うまでもありません。
(もうお気づきかとは思いますが、東急東横線は他社線なので利用できません)
フツーにこの経路で乗ると所要時間は実に31分。
しかし、ここで僕のある「土地勘」が働きます。それは…。
「六本木から乃木坂まで歩いた方が近いんじゃ?」
それを思いついたのはなんと電車が六本木に滑り込んだとき。
善は急げと賛同してくれた後輩クン、慌てて電車を飛び降ります。
▲外苑東通りを北西方向に進む、ルートとしては極めて単純そのもの。
そして早歩きで進むこと10分足らずで乃木坂に到着。
たまたま来た代々木上原ゆきに乗り込むと、どうやらそれは所定の列車より1本早かったようで。
この時間短縮には案外デカイものがあります(ということを後々、思い知らされるのですが…)。
▲そうした思わぬ達成感の中で到着した代々木上原は、ほのかな蜜の香りがした(意味不明)。
陽もだいぶ暮れてしまいました。
全駅達成に近づく中、一行にはある不安が渦巻いていたのです…。
次回予告(最終回):一行総ツッコミ「ここでかよっ!」その真相や如何に?
PR
前回のあらすじ:北綾瀬から浅草に移動する途中、北千住にも立ち寄れてラッキー。
浅草で見たスカイツリーはこの先の進路を指し示していたとは…。
~ 「近い」ようで「遠い」終点駅へ ~
続いて乱数発生アプリが弾きだした番号は「014」、すなわち…。
目的地④: 押 上 (半蔵門線B線終点駅・Z-14)
浅草→銀座線→三越前→半蔵門線→押上
なんとスカイツリーのお膝元の駅とは…何たる偶然。
さて、ここで生じる問題が「押上は近くて遠い」ということ。
確かに浅草から押上は都営浅草線で1本・たった2駅なのですが、
「東京メトロ以外の交通機関の利用は禁止」というルールを作ってしまったので利用できないのです。
されど、東京メトロを利用するとなると三越前まで戻らなければならない。大幅なタイムロスです。
元々後輩クンの企画なので「どうするの?」と訊いたところ…。
「歩けばいいんじゃね?」
というアバウトさ。「交通機関の縛りをつけておいてそんなのアリかい!」とも思いましたが、
背に腹は代えられないということで、吾妻橋から道なりに歩くことおよそ15分。
▲上り下りもあまりなく、ただ平坦な道を進むだけなので案外簡単な道程です。
押上…正式な表記を敢えて使うとすれば「押上<スカイツリー前>」に到着です。
(個人的には、スカイツリーのゴリ押し感が出ていて副駅名はあまり好きではありません)
路線系統としては浅草・京成系と半蔵門・東武系の2路線だけなのですが、
会社単位で考えると実に4社の路線が集う駅。駅自体の規模の割には結構珍しい気がします。
▲4社それぞれのナンバリングが表記された駅入口の案内。分かりにくい…。
(どうでもいいですが、この看板は以前とある方が「京成のナンバリングのフォントが違う」と、
大変細かいツッコミを入れられていた看板でもあります。分かる方には分かるハズ)
そう言えば、以前こんな記事を執筆しましたねぇ。
この記事の執筆後、西武・南海がナンバリングを導入しましたが、改善の兆しは未だに見えません。
「まとめ役」たる行政や関連機関が主導となって是正していく日は来るのでしょうか。
~ 「乗り換えなし」という名のタイムロス① ~
続いてアプリが弾きだした番号は…「017」。
目的地⑤: 渋 谷 (副都心線A線終点駅・F-16)
押上→半蔵門線→渋谷
「お、これは1本で直通!ラッキー!」と乗り気で半蔵門線に乗り込む一行。
しかし、これが案外時間の消費になったりするんですね。実に30分もの間、電車に揺られます。
渋谷では、一応「他の路線の終着駅も一緒に行ったことにしてよい」というルールにより、
同時に銀座線・半蔵門線の渋谷も制覇したことになるのですが、
ここは本ちゃんの副都心線渋谷駅に行くのが道理だろうということで、向かうは副都心線ホーム。
▲3・4番線が分断されてからできたと思われる電光掲示板(と言っていいのかこれ?)。
右側の備考欄の表示形態が完全に東急のフォーマットです。まだ直通始まってないのに。
駅が半蔵門線を含めて東急の管理駅になっていることに違和感を禁じ得ない営団ファンの自分、
その横で「そんなのどうでもいいじゃん」と言わんばかりの目つきをしてくる後輩クンなのでした。
(あれ、この流れどこかで見たような?)
~ 「乗り換えなし」という名のタイムロス② ~
ここでちょうどお昼時になったので昼食を摂った後に後半戦突入。
再び乱数発生アプリの登場です。番号は…「012」。
目的地⑥: 和 光 市 (有楽町線B線終点駅・Y-01)
渋谷→副都心線→和光市
「これまた乗り換えなし1本!」と歓喜に包まれた一行でしたが、これまたタイムロス。
乗ったのが急行 飯 能 という列車だったため、小竹向原で川越市ゆきに乗り換えて約40分。
副都心線の終点駅も同時に制覇する形で和光市に到着となりました。
▲駅名標は東武フォーマット。しかし東武のナンバリング、「TJ」ってこのフォントでいいのか?
和光市は埼玉県、東京の地下鉄が都の外に飛び出す3箇所のうちの1つにあたります。
(ちなみに残りの2つは都営新宿線本八幡、東西線浦安~西船橋)
元々は手前の平和台で東武と繋がる予定が、用地買収に難航して埼玉県で合流という形に。
そんなこともあって、どうも個人的には「末端感」否めぬ印象の和光市。
その印象を助長してしまうような駅前の1コマで、今回はお別れしたいと思います。
▲尚、写真撮影時の時刻は14時ちょうどだったと記憶しております。
次回予告:ここまでそこそこ順調だった一行。しかし、ついに運命の針が狂い始める…!
前回のあらすじ:北綾瀬から好調の滑り出しを見せた一行。
営団に思いを馳せるKeihan7203Fの横に呆れた表情を浮かべる後輩クンがいた。
~ 2つの終点駅を一気に制覇! ~
続いての目的地を決める乱数アプリが弾きだした番号は「002」。すなわち浅草。
ところが、浅草まで東京メトロだけで移動するときに北千住も通ります。
これは日比谷線の終点駅。「終点駅を通ればそこに行ったことにしてよい」というルールにより…。
目的地②: 北 千 住 (日比谷線B線終点駅・H-21)
北綾瀬→千代田線→綾瀬→千代田線→北千住
しかしまぁ、地下ホームの千代田線から高架ホームの日比谷線への乗り換えのしんどいこと。
▲日比谷線ホームは東武が管理しているため、駅名標もその仕様。
駅名標は東武仕様ながら、実は自動放送は思いっきり営団(東京メトロ)のモノなんです。
この点、放送まで東急仕様となっている南北線目黒・半蔵門線渋谷と比べると面白いですね。
そしてここから本来の目的地・浅草へ。
目的地③: 浅 草 (銀座線B線終点駅・G-19)
北千住→日比谷線→上野→銀座線→浅草
これも上野での乗り換えが一旦改札を出て連絡通路を歩くという若干ハードなものですが、
それでも近距離で終点駅が多く稼げるのですから文句は言えません。
そんな乗り換え駅・上野で発見したシロモノ。
▲日比谷線にしては(←ここ重要)かなりハイテクなブツ!しかし意味はあるのか…?
これ、改札入ってすぐのところに置いてあるのですが、
- 全列車各駅停車の日比谷線に種別表示が要るのか?
- まもなく日中のA線は全列車が中目黒ゆきになる日比谷線に「次発」が要るのか?
- 種別と行先の間の謎の空白は何なのか?
等と、疑問も多く感じさせるモノであります。まぁ日比谷線には必要ないだろうなぁ…。
(東西線や副都心線なんかは重宝しそうですけどね)
一方銀座線上野駅では懐かしいアイテムを発見。
▲電車が接近すると、6つの電車が順に光るというモノ。フォントがまた時代を感じさせる!
電光掲示板の整った現在ではお役御免なところもありますが、それでもインパクトのある表示。
銀座線の駅リニューアル計画が発表されましたが、それまでにまともな記録をしておきたいところ。
…そんなこんなで浅草に到着、適当に出口を出たら東武の入口と繋がっていました。
▲懐かしい雰囲気に戻りました。しかしなんでこんなに駅名が見づらいのよ…。
~ スカイツリーという名の暗示 ~
ここで、「折角だしスカイツリー撮りましょうや」という流れに。
それらしい場所を見つけて写真を撮ると…どうも怪しい。こんなのスカイツリーじゃない!
▲なかなか上下のバランスが取れていない不恰好な建築物になりました。
調べてみると、どうも手前の建物は墨田区役所みたいですね。
台東区の奴らにはスカイツリーなんか見せたくない、ということなのでしょうか(そんな訳ない)。
▲一応写真の撮影場所と方角をご紹介。同じような写真を撮りたい物好きな方のために…。
この写真が、まさかあのことの暗示だとは…。
次回予告:「1本の電車で行ける」は必ずしも「ラッキー」とは限らない…。
次のページ
>>